先週の続きです。
■宮城/航空関連会社社長
1、子供のころから当り前に存在し馴染んでいたあの松林が、人の手によって植えられ、
その後ずーっと人の手が加えられて継承されていたことを、初めて知りました。
2、併せて、日本の森、里山について本を読み話を聞き、初めて認識を深めました。
3、そして、この初めて知ったことを、周囲の人に得意がって話しました。
こんな、私のような人が、この2年間に全国に何人か生まれた、ということは、
大変大きな出来事で、意義深いことだと思います。たぶん、この機会がなければ、
何も知らずに私はそのまま死んでいたでしょう。もっとも感じるのはそのことです。
それと、鈴木会長とオイスカさんの出会いがあり、被害があった140kmの中で、
仙台空港を含むこの5kmにオイスカと縁ができたことは大きな意味があります。
間違いなく仙台空港は、空港民営化でこの何年か、全国的に注目を浴びます。
宮城県も、空港活性化を、震災復興の目玉と位置付け、最大の動きをとっています。
また、今年仙台空港は、大増便で過去最高の定期便が就航します。
国際線も増えます。人がたくさん来ます、注目されます。
そんな時に、モデル的に空港前の海岸林が再生されていくのは、
「やるのはこの場所しかなかった」いう、なんか運命的なものすら感じます。
・・・・ということで、私としては、大変良い出会いをさせて頂いたと、感謝しております。
まあ海岸林の周りに人がいないこともあり、むしろ地元の盛り上がりに欠けていると思いますが、
自治体、学校等、これから海岸林の意義を含めて授業にでも組み入れてもらえば、
その家族ともども、大きな盛り上がりになると思います。
子供たち同士でも電車で空港までくれば、バスや自転車で移動できる仕組みでも作れば、
仙台空港とセットで、飛行機見ながら喜んで参加する人増えるんじゃないでしょうか。
書いているうち、出なきゃいけない時間になりましたのでこれで失礼します。
私は「目立たず騒がず人知れず、あなた百までわたしゃ99まで」を基本で、
取り組みたいと思ってますので、よろしくお願いします。
盛土工事開始前
(2012年3月30日撮影)
名取市盛土工事の現状
(2013年6月28日撮影)