当然、今年度は事業量増大
2013年4月16日( カテゴリー: 本部発 )
海岸林再生プロジェクトは、今年度、飛躍的に事業量が増大します!
育苗は2年目となり、前年度と異なる仕事内容が加わりますので
現場ではみんなで、しばしば自主研修をしています。
【現場実務の前年度との比較】
現場実務 | 24年度 | 25年度 |
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育苗作業時間 | 1,273時間 | 5~6倍に(植栽準備は含まず) |
育苗作業者 | 海岸林再生の会メンバー(23名) | 新たな顔ぶれも加える |
育苗場全体面積 | 0.61ha | 0.77haに拡張(事務所0.1ha含まない) |
育苗場使用面積 | 0.1ha | 0.77haを4月より全面使用 |
クロマツ育苗本数 | 90,000本 | 165,000本 (昨年播種の1年生苗90,000本+今年播種の75,000粒分) |
広葉樹育苗本数 | 0本 | 2,500本(1年後の出荷目標数) ヤマザクラ・クリ・ケヤキ・コナラ |
今年度後半から、これまでの育苗に加え、植栽関連労務が入ってきます。
育苗に関しては「宮城県農林種苗農業協同組合」と実務を進め、
植栽に関しては森林組合等との協働という展開になり、
それらを同時進行で進めるのが平成26年度以降の事業です。
資金獲得、広報啓発などの実務は、今後も減ることはないでしょう。
4月12日河北新報社の朝刊トップに「支援団体、現地態勢見直し」という記事が 出ました。 http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20130412_01.htm
3月14日の同誌にも「復興支援NPO正念場」との記事もありました。
「正念場」という言葉は、河北新報社でも、首長のコメントでも特に最近よく出 てくる言葉です。
「(実務の)マンパワー不足」という言葉も目につきます。
一局面の実践部隊の一員として、まさに同感です。
最前線の現状は、行政・民間いずれの持ち場でも同様で、
どこの部隊でも、何とか堪えてきた2年なのでしょう。
「全てがない中での2年だった」という防潮堤建設現場監督の一言を思い出します。
「正念場」。まさに我がことです。