2012年8月24日

Eid Al’Fitr(イードアルフィトル)~ラマダーン明けのお祭り~

  • 本部スタッフ
  • 朝お祈りが終わったところ

    本部・人材育成部のシスカです。
    8月19日、日本で初めてラマダーン明けのお祭り「イードアルフィトル」を体験することができました。 朝の行事(お祈り)はインドネシア共和国学校(目黒にありインドネシア人の小中学生が通っています)で行われました。
    お祈りが終わってから、校庭で いろいろなインドネシア料理の販売がありました。 3000人以上が集まりましたが、東京に住んでいる人だけではなく、埼玉、栃木、茨城の各県からもインドネシア人の大学生や技能実習生なども来ていました。

    インドネシア料理の販売

    午後は、インドネシアの大使のお宅が開放されてのお祝いがありました。人が多いため、入場するのはなかなか難しくて、暑い中、長い行列で並ばなければなりませんでした。そこでは、大使館のスタッフたちがケテゥーパッロントーン(米を使った料理)や鶏肉オポールといったお祭りの時に出される独特の料理を準備してくださいました。  

    このお祭りでは、もし自分が他の人に悪いことをしてしまった時があったら、 お互いに謝らなければならないという一つの意味があります。ですから、ラマダーン明け祭りが来たら、家族や親戚と一緒に過ごす人たちが多いのですが、日本にいるムスリムの人たちは、国にいる自分の家族と過ごすことができませんので、それぞれの出身地域が違い方言や文化が違っても、みんなが家族のような関係になって、神様への感謝の気持ちと笑顔でラマダーン明け祭りを迎えました。
    Minal Aidin Wal’faidzin(ミナル アイジン ワル ファイジン…ラマダン明けの挨拶です)

    大使のお宅の前にできた行列
    思い思いにお祝いをする人たち

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