2023年11月29日

「第4回オイスカ支援連携サミット」「四国のつどい」同時開催 技能実習生受け入れ先と職員(研修生OG)の報告も

  • 研修生OB・OG
  • 中部日本研修センター
  • 関西研修センター
  • 四国研修センター
  • 西日本研修センター
  • 本部スタッフ
  • 海外事業部人材育成担当の萬代です。

    11月8日、今年度で4回目となった4センター支援連携サミットを四国で開催しました。オイスカ本部と国内研修センターの職員、そして研修センターを直接支援している支部の会長ほか、関係者が一堂に集い、財政健全化のための10ヵ年計画、研修を修了したOB・OGたちとの連携について、その後の進捗状況、また法律改正による技能実習制度変更についての課題や今後の方向性について意見を交わしました。

    担当役職員の討議(オイスカ四国研修センター)
    オイスカ支部会長を交えた討議(高松市内ホテル)

    今回のサミットは、四国支部主催の「四国のつどい」に合わせる形で開催したことにより、会場は午前中の事前討議を四国研修センターで、午後の支部会長を交えての討議は、高松市内のホテルに移動して行いました。

    第29回オイスカ四国のつどい 泉支部会長のあいさつ
    オイスカ四国のつどいの懇親会

    会議と四国のつどいを1日にセットしたことで、会議そのものは例年よりやや短めでしたが、四国のつどいの第一部の式典に、これまで3世代に渡ってオイスカの研修生を受入れてくださっている株式会社竹内農場の竹内社長と四国研修センターでスタッフとして研修生指導にあたっているマレーシア出身のガディ氏による事例発表を行い、参加した約150名の四国支部の賛助会員様やご支援くださる方々に改めてオイスカの国際協力活動について理解を深めていただく機会にもなりました。

    技能実習生受け入れ先の事例発表会
    四国研修センター職員(研修生OG)の事例発表会

    サミットの前日には、各研修センターと本部の関係者が、宿泊所兼一部会議場となった四国研修センターに集い、打ち合わせや調整を行いました。久しぶりに顔を合わせたことから、夜には四国研修センターのOB/OGスタッフも交えての簡単な懇親の場を設けました。お酒を飲み交わしながらそれぞれ日頃の活動状況について情報を交換しあうなど、夜遅くまで大いに盛り上がりました。お互いが忌憚なくざっくばらんに意見交換を行えたことで、翌日の会議につながる有意義な意見交換となりなりました。

    四国研修センターの職員、研修生と一緒に
    四国研修センターのOB/OGスタッフも交えて

    国内研修センターには現在、3~4名の研修生OB/OGの外国人スタッフが日常の業務に携わりながら、それぞれが持つ専門分野で活躍しています。彼らは普段から研修センターで研修生らと寝食を共にしながら、生活指導や技術指導にあたっており、今の研修センターにおいての彼らの存在は大きく、今後さらにその役割は増していくだろうと予想しています。

    サミットでは、そうした彼らの存在意義を重視している各センター所長からも、さらに充実を図るためにも能力向上に向けた研修等を実施すべきではとの意見が出ました。こうしたOB/OG、そして新制度改革による技能実習など海外人材へ依存傾向からオイスカとしても早急に対策を講じていく必要性を感じた今回のサミットでもありました。

    「四国のつどい」での発表 「3世代にわたる海外研修生受け入れ報告」竹内農場 竹内様からの報告の動画はこちらから↓↓

    「四国のつどい」での発表 「私とオイスカ」四国研修センター 研修指導員 ガディ氏からの報告の動画はこちらから↓↓

    11月10日から「2023オイスカ冬募金」が始まっています。住み続けられる未来のために「人を育てる」活動を続けているオイスカを寄附というかたちで応援してください。

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    冬募金サムネイル

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