2023年9月29日

グローバルフェスタに向けて初ライブ配信を開催!

  • インドネシア
  • ウズベキスタン
  • ボランティア・インターン
  • 皆さんこんにちは!

    ウズベキスタンプロジェクト調整員の青山とインターン生の中屋です。

    今週10/1(日)の12:45より、グローバルフェスタ2023のサブステージにて、オンライン出展させていただきます。

    それに伴い、イベント1週間前の9/24(日)にインスタライブ(Instagramの中でライブ中継を行う機能)を実施しました!

    ウズベキスタンのWi-Fiの状況が悪く開始が20分ほど遅れたり、声が届くまでに時差が生じたりとハプニングだらけでしたが、聞きに来てくださった方々に見守られながら、無事に終えることができました!今回はその様子とともに、グローバルフェスタに向けた私たちの意気込みをお届けします。

    ネットの回線が悪く予定していたライブ形式ではなかったのですが、こんな感じで配信していました!

    オイスカインターン生Instagramのアカウント⇒@oisca_donation

    ーオープニングー

    中屋:えんさん(青山のあだ名です)は今どこから参加していますか?

    青山:ウズベキスタンの西側にあるヌクスから参加しています。大学内のゲストハウスで一人暮らしを始めました。ドタバタしていますが、楽しくやらせてもらっています!

    中屋:着いたばっかりだね。今日は何してたの?

    青山:今日は、家から歩いて15分くらいのところにあるバザールに行って、野菜とかフルーツを買いに行ってたよ。前回よりも数字が分かるようになってなんとか一人で買えました(笑)。

    中屋:今のウズベキスタンは、気温ってどんな感じ?

    青山:朝晩と昼の寒暖差がすごい。朝は長袖じゃないと寒いけど、太陽が昇ってしばらくすると30℃くらいになります。

    ー中屋と青山の出会いについてー

    中屋:私は昨年、オイスカインドネシアで半年間インターンをさせていただいていました。青山さんもオイスカタイでボランティアをして、学校で日本文化を教える活動をしていたんですね。それをInstagramで見て、同じ年の子が面白そうなことやってるなと思って。ちょうど私が環境教育のワークショップで何やるか考えていた時だったので、その後Zoomでお話させてもらいました。帰国後もインドネシア料理屋さんに一緒に行って、意気投合しちゃって(笑)そこからの付き合いです。

    初めて会ったのは昨年11月。インドネシア料理屋さんで話に花が咲きました!

    ーインターン活動についてー

    青山:みさと(中屋)はインターンで何してますか?

    中屋:オイスカには1週間に1回くらい行っていて、活動は主に「子供の森」計画のお手伝いをさせてもらっています。具体的には会計や支援者の方々にお礼を書いたり、いろんな仕事をさせてもらっています。あとは、本部以外にも外でも活動させてもらっていて、9月5日は議員会館に行ってチャリティーバザーのためのバザー品を回収するお手伝いをさせていただいたり、富士山の森づくりの活動に参加したりしました。

    青山:すごい、外でもいろんな活動してるんだね。私はまだ富士山の活動に行ったことなくて。楽しそうだなって思いました。インターン活動する前と今で、感じたことや気づいたことはありますか?

    中屋:インドネシアで事務作業やらせてもらっていた時に、東京本部に送る書類も作成していました。だから、現地で作られた書類がどう処理されているのか、実際にやらせてもらって、こうやってプロジェクトが運営されているのかと学ぶことができています。

    青山:私も昨年、オイスカで1年間インターンさせてもらうまでは、国際協力=海外、現場ってイメージしかなかったけど、インターンを通して、活動には絶対にお金が必要で、それを集めることを現場でやるのは時間的にも物理的にも難しい、だからそういった活動は日本の方がやるっていう役割分担がされているんだなと、日本にいながらできる国際協力を知ることができました。あとは、オイスカの方々が物凄く支援者さんとのつながりを大切にしているし、支援者さんがいるからこそ今私たちみたいに海外で活動できるっていうことも感じて。なので、去年は国内で、今は海外で活動させてもらえているのは、物凄く有難いことだと思っています。

    中屋:そこは私たちに共通していることだね。国内外の活動の両方を経験させてもらっているのは、すごく貴重な経験だなと改めて感じました。

    ー来週開催のグロフェスについてー

    中屋:グロフェスでは、現場で環境破壊が起きている現場についてお話するんですけど、えんさんは何を話す予定ですか?ネタバレにならない程度に(笑)

    青山:今いるヌクスからさらに北側にあるアラル海について、お話します。元々世界で4番目に大きな湖だったんですが、60年経った今は当時の1/10まで小さくなり、砂漠化しています。その原因は、綿花や稲作で水を使いすぎたことです。干上がってしまったことで、盛んだった漁業がまったくできなくなったり、生き物が住めなくなってしまったり。あとは、析出した塩が風で舞って人が住んでいるところまで飛び、病気などを引き起こしています。

    アラル海で起こっていた砂嵐です。これによって塩も飛んできます

    インドネシアだと、全く真逆の問題が起きていたんだよね。どんな問題が起きていましたか?

    中屋:まさにそう!インドネシアでは、マングローブっていう木が高波や高潮などの自然災害から人々の暮らしを守ってくれているんですけど、私たちが普段食べているエビの養殖場を作るために伐採されるなど、マングローブが減少したことによって自然災害の影響をもろに受ける状況になっています。さらに、ここ最近は気候変動の影響で水位も上がっていて、より浸水被害を受けやすくなってしまっています。

    アラル海では水がないことで問題が起きているけど、インドネシアでは逆に水が溢れすぎて環境難民って言われる方々も出てきています。

    インドネシアで頻繫に起こるようになってしまった洪水の様子。場所によっては家が半分も水に浸かってしまっているところもあります

    青山:環境難民っていうのは、アラル海でも聞きました。それに付随して、この間、沙漠関連の映画観賞会に2人で参加したよね。その時、私自身が沙漠緑化って本当にやる価値があるんだろうかってモヤモヤを抱えていたんです。映画の舞台がサハラ沙漠だったんですけど、沙漠化で暮らしが苦しくなり武装集団に加入する、そして紛争が増えるという悪循環が起きているらしいんです。それを聞いて、もしかしたらアラル海の沙漠化も放っておいたら紛争が起きるかもしれない。だから、紛争を無くすという点においても、緑化には意味があるのかなと腑に落ちました。

    中屋:私も、環境保全に関心があってこれから携わっていきたいと思いながらも、職業ってなると選択肢が限られていて、どういう風に今の想いを行動に移せるか悩んでいたんです。でもやっぱり環境を守ること、緑を増やすことは、貧困をなくすこと、紛争をなくすこと、いろんな面で重要なんだなと思ったので、この分野でやっていきたいってことがガシッと決まった、固まったきっかけとなった映画会でした。

    青山:二人とも見た後に涙腺崩壊させていたりとか(笑)でも、本当にあの映画を観れて、そこから勇気と希望をもらえたなっていうのは感じていました。その時得た想いであったりとか、現地で何を見て何を感じたのか、などをグローバルフェスタでお話させていただこうと思っています!

    ー最後に意気込み!ー

    中屋:見てくださっている方と対話し、質問に答えながら一緒に考えていく、環境破壊が起きていることを知りつつ、じゃあこれからどんな風に社会を良くしていったらいいだろうねっていうことを一緒に考えていける時間に出来たらと思っています。あまり緊張せずリラックスした雰囲気で私たちもやっていきたいですし、温かい雰囲気でできたらと思っています。申し込みもちろん大歓迎ですし、申し込みしなくても当日参加もできるので、お友達誘って参加してもらったりとか。皆さんとお会い出来ることが楽しみです。えんさんはどうですか?

    青山:そうですね~まだ迷いながら現地に行って、自分が活動をしているというよりは、色々機会を頂きながら活動させてもらってるっていう感覚なので。大学出てから今までどんな想いでいたのか、これからどんな想いでやっていきたいのか、そのままの迷いみたいなところも話せたらいいなと思います。もちろん、アラル海で起きている問題であるとか、そこでオイスカがどんなことをしているのかもしっかりお伝えしたいです。ぜひ見にきてください。そして応援していただけると大変嬉しいです!

    当日、皆さんとお会い出来ること楽しみにしております!

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