2023年2月14日

通勤路のつれづれ「気になる梅の木」

  • 本部スタッフ
  • 本部・啓発普及部の西巻です。日頃、会員さまなど企業を中心に、オイスカの活動を報告・PRする活動をしています。

    本部事務所最寄りの永福町駅からの通勤途中に、小ぶりの梅の木があります。東京都水道局杉並営業所の前です。今年も蕾が徐々に膨らみ始めました。もうすぐ一気に開花するのでしょう。

    この木の存在に気付いたのは昨年3月。オイスカに通い始めて1年も経った頃です。それまでは道路の反対側の歩道をひたすら速足で歩いていたので気が付きませんでした。たまたま水道局側を歩いた帰り道、梅の木が私の足を止めました。少し薄暗くなり始めた夕暮れの歩道脇にピンクの花を付けた姿が印象的でした。一番の見ごろは逃したようですが「私を見て!」と言わんばかりの可憐さを残していました。思わずスマホで一枚。

    それからまた反対側の歩道がいつもの通勤路に。

    その6月、水道局側を歩いていた私の足がまた止まりました。いつの間にか梅が実を付けています。しかもすっかり色づいて。数は少ないが立派な粒です。こんな小さな木でもちゃんと実が生るのだと少し感動しました。またスマホに一枚。

    晩秋から冬にかけて、今、梅の木は枯れ木のような姿で密かに春の準備をしています。側を通っても全く気にもとめなかった存在に写真など撮らされて、まるで私は導かれているような気さえします。

    今はすっかり気になる梅の木。人との関係にも似て、私も出会いで変化するものです。

    オイスカでも、これまで多くの新しい出会いがありました。これからも小さな気づきや出会いも大切に、業務に取り組んでいきます。

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