2023年1月30日

活動を継続する私達の歩みが歴史を作ります!

  • 四国研修センター
  • 私はサライです。26歳です。

    メキシコのテワカン、プエブラから来ました。メキシコではジャーナリズムを学びました。

    ジャーナリストとして活動していた頃(左が本人)

    今、私はオイスカ四国研修センターの地域開発コースで、有機農業や調理、食品加工などを学んでいます。

    オイスカ四国研修センターでの農業研修(左が本人)

    日本へ来る前、私はさまざまなプロジェクトでボランティアをしていました。例えば、障害のある人々を支援する活動です。私はいくつもの施設でワークショップを開催し、写真や映像を通してそれらの活動を支援しました。

    障がいがある方々とのワークショップ

    同様に、メキシコで最も重要な活動の一つ、男女共同参画活動にも参加していました。

    男女共同参画に関する活動

    そして、私は友人と共にオイスカ・メキシコのボランティアとして、コミュニティの中で家庭菜園の世話や「子供の森」計画の活動、またメキシコで植物相が危機にさらされている地域で、その保護活動にも取り組んできました。

    オイスカ・メキシコでの環境保護活動(右から2人目が本人)

    今、日本でオイスカの研修生として学んでいる有機農業や、農業生産物の加工の技術は、帰国後に私たちオイスカ・メキシコの活動に役立つものです。種から始まった生命が食卓に届くまで、その過程をスケジュールに沿って、身をもって経験することはとても大きな学びです。

    また、ここで行われるさまざまなイベントは、私がメキシコでイベントを実施する時のためにとても参考になります。近所の小さな子供たちやそのご家族と一緒に芋ほりをしたり、学生との農業交流、また国際交流イベントで自分の国について発表したり、農産物やジャムなどの加工食品の販売もします。いろいろな場面で地域の人々と関わることで、イベントをいかに準備して、どのように実施するのかがよくわかりました。

    イベントでのカレー販売
    芋ほり交流会

    そして、最後に。

    私は今回の大阪マラソンにチャリティランナーとして出走しますが、このことを通じてオイスカの「海岸林再生プロジェクト」に参加し、津波で被害を受けた宮城県名取市の海岸林の再生に貢献できることを光栄に思います。

    また、世界中で同様の自然災害が起こりうる状況にあって、このように被災地で多くのボランティアが長年にわたり、責任感を持って活動を継続していることは、私を勇気づけてくれます。

    しかしその継続には、多大な資金が必要であることも事実です。チャリティーランナーとして、オイスカ会員の皆さまや周囲の方々から募金にご協力いただくことで、資金の面でこのプロジェクトを応援することができることを嬉しく思います。

    オイスカが主催した「四国のつどい」での募金
    マレーシア、インドネシア、モンゴル、フィジー出身の研修生と一緒にステージで募金のお願い

    また、世界的に見ても大規模な大阪マラソンに参加できるということも、大きな喜びです。日本に来る前には、このようなチャンスに恵まれるなんて思いもしませんでした。

    活動を継続する私たちの歩みが歴史を作ります! 海岸林の再生にみなさまの力を!

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