2022年7月13日

これが僕達、私達がオイスカで学んだこと〜インドネシアの未来を担う若者達によるプレゼンテーション〜

  • 海外スタッフ
  • インドネシア駐在員の大垣です。

    今年も日本の酷暑は本当に大変そうですね。インドネシアは、年間を通じて夏ですが、マンディ(水浴び)で身体を引き締めて、ココナッツジュースを飲みながら南国の風に吹かれれば、素晴らしい納涼気分を味わえます。

    さて、オイスカスカブミ研修センターでは、3日間にわたり、夕食後の夜7時から10時まで、10ヵ月間の農業研修の総括として、研修生による成果発表プレゼンテーションが行われました。

    司会を担当してくれたのはOB研修生たち。
    自信を持って取り仕切ってくれたので、発表会がとても円滑に進みました。

    それぞれが自分の個人プロジェクトとして取り組んできた活動について、畑での下準備から収穫までの苦労した過程に加えて、ROI(投資収益率)まで自分たちで計算し、営農の視点も取り入れて、スタッフの前で発表しました。

    トマトの栽培方法について発表する研修生。
    損益分岐点も計算して、何キロ以上売れば利益がでるのかも説明してくれました
    農業だけでなく、木工コースで勉強している研修生も成果を発表。
    棚を作る際の木材の選び方や品質を向上するために取り組んだ工夫について、
    自信を持ってプレゼンテーションします
    インドネシア料理には欠かせない唐辛子の栽培について発表する研修生。
    ぼかし液を使った栽培の成果やマーケットの動向などについて説明してくれました
     
    休日も責任感を持ってニワトリ餌やりに取り組んできたこちらの研修生は、インドネシアでは珍しい自然養鶏について発表。エサの材料の配合を調整することで卵の品質アップに繋がることや、鶏が罹りやすい病気の予防法などについてまとめました

    プレゼンテーションまでは順調に進んでも、その後に待ち構えているのが、経験豊富なスタッフたちによる質疑応答タイムです。農業技術に関する基礎的なことから、発表での詰めの甘い箇所はドンドンと鋭い質問が飛んできます。

    緊張の中、マイクを握りしめてスタッフとの問答に挑んている様子
    審査員のオイスカスタッフ陣。
    農村開発プロジェクトの農業技術移転も担当しているスタッフがその豊富な経験に基づいて、後輩のために愛を持って厳しい質問を投げかけます

    普段は優しいスタッフが真剣な顔つきで厳しいコメントをすることから、研修生たちは緊張でワイシャツが汗でビチョビチョになるほどでしたが、全員が見事に発表を終えることができました。

    締め括りでは、オイスカスカブミ研修センター、ハリッド所長も加わって、研修生たちに適切な作物の管理方法や農具の使い方について、アドバイスをくださりました。

    スタッフと研修生が研修時間だけでなく、日常もセンターで生活をともにし、ときには冗談を言い合い、ときには真剣に議論できるのがオイスカ研修センターの魅力です!

    プレゼンをやり終えた後の一枚。みんな達成感で溢れていました!

    終わりに

    日本の農業とインドネシアの熱帯農業では相違点も多いので、今回は発表会に参加してみてとても勉強になりました。日本のオイスカ研修センターで学び、現在はインドネシアで大活躍中のスタッフたちの姿もかっこよかったです!
    そして何より、インドネシアの農村社会の未来を担う研修生たちが、この10ヵ月間でたくさんのことを学んできた様子を見ることができて、私も一スタッフとして本当に嬉しかったです。

    研修を終えても彼らが今までの学びにさらなる実践を通じて創意工夫を重ね、周りの人たちにも経験を共有してくれることを期待しています!

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