2021年3月25日

本部にいる大先輩

  • 本部スタッフ
  • 国際協力ボランティア
  • みなさん、こんにちは!国ボラの大垣です。早くも3月ですね。各地で卒業式が無事に執り行われたようで、良かったです。私の中学の卒業式では谷川俊太郎さんが作詞した「春に」という歌を合唱したのを思い出します。みなさんには何か想い出の卒業式ソングはありますでしょうか? 

    さて、オイスカ東京本部では卒業式の賑わいに負けないくらい、年度末の仕事でエネルギーを放出しています。私は前回に引き続き、国ボラとして長部長(海外事業部 調査研究担当)に教えていただきながら、フィリピンはレイテ島での植林プロジェクトの会計処理業務をお手伝いしています。植林事業の調整はもとより、苗木の活着率や植林したヘクタールを定量的に調査した上で報告書にまとめ、会計もしながらどんどんと業務をこなされています。そんな長部長を横目で見ては、「本部の仕事は大変だな~」と感じてしまいます。他人事ではありません(笑)。

    ただ、なぜ大変で、一手間、二手間かけて業務を行うのかということにレッスンがありました。プロジェクトは助成金で行っているため、必ず助成者(ドナー)に対するアカウンタビリティ(説明責任)を保つ必要があります。細部まで丹念に対応されているため、業務量はそれなりにあります。とはいっても、なんだか活き活きと仕事されているのが印象的です。私自身、お手伝いをさせていただくなかで、助成してくださる方々への責任を持って真摯に対応する姿勢を学ばせていただいています。

    長部長との一枚
    長部長との一枚

    今回のタイトルがなぜ大先輩とつけたかというと、長部長は青年海外隊OBでもあるからです。ザンビアで2年間教員として活動された後、オイスカで一貫して環境協力事業を担当されています。マングローブ事業のモニタリングやコンサル業務もされていて、報告書の作成方法やマングローブのこと、過去に出張された現場のことなど、色んなことを教えてもらえます。

    国ボラに参加する前はオイスカにはどんな人がいるんだろう?と不思議に思っていましたが、協力隊OBもいるので、オイスカで活躍している方々をみていると、こういう活躍の方法もあるのか~と思ったりします。

    現地の人と一緒に住み、現地の人達と仕事する、work with peopleの哲学は協力隊事業と似ていると感じています。ということで、海外でボランティアして得たことを仕事で生かそうという方は、「オイスカの国ボラに参加→職員」も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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