2017年1月10日

感動!心豊かな王国カンボジア!!③

  • 国内スタッフ
  •  スオスダイ!(こんにちは)、四国支部の池田です。

    カンボジア・レポート第3弾は、印象に残った“風景”編です。

     今回の訪問では首都プノンペンエリアには初日の到着(夕方)後の宿泊と二日目の
    「子供の森」計画支援校(郊外)訪問しか日程がなかったので人々の生活事情は
    分かりませんでしたが、参加者の誰しもがビックリ!したのが街中の電線でした。
    発展途上国ではありがちな光景ですが、「まぁよくも張り巡らせたものだ」と戦後の日本を
    生き抜いてこられた年配の方は、驚きと共に懐かしがっておられました。
    (日本の電力会社の方は如何に思うでしょうか?これはこれで凄い技術⁉)

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     プノンペン中心部は、車とオートバイが本当に多く渋滞しがちでしたが、一時間ほど移動すると
    何とも牧歌的な景色(⁉)が広がっていました(道端のゴミは多いですが)。

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    砂糖ヤシやカシューナッツほか農業が盛んなコンポンチャム州からアンコールワット遺跡のある
    シェムリアップ州を経てタイ国境のポイペトに至る国道6号線沿いは見渡す限り平坦。
    灌漑施設を整えれば、大穀物生産地となる可能性を感じ、かつて訪問したブラジルを思い出しました。

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    カンボジアの季節は雨季(5月~10月)と乾季(11月~4月)に二分されるそうで、訪問した12月は
    本来なら乾季ですが、地球気候変動の影響か?車窓から見えた水路や池は水を満々と貯え、
    実に心落ち着く農村の景色が広がっていました。(このツアーを企画した担当者に心から感謝!!)

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     首都プノンペンでは縦横無尽に張り巡らされている電線(⁉)ですが、農村部では少なくなる上、
    実際に家まで線を引入れて使用している人は少なく感じました。(あくまで車窓からの印象です)

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     今回の現地ツアーガイドのテブット氏(改めて詳述しますがカンボジアで日本語をマスターした
    非常に優秀な人材)によると「カンボジアは発電施設が充分でないため、隣国のラオスが生産した
    電気(水力発電)を、同じく隣国のタイから輸入しているので非常に料金が高く、所得が低い農村の
    人達は家の前に電線が通っていても、まだ電気を使っていない家庭が多い」との話でした。
     “産業と生活のコメ”とも呼ばれる“電気”。
    おそらく世界中どの国でも、経済発展と民生向上に必須の電気を作るための“源”の安定確保に
    注力していると思いますが、思いがけず改めてカンボジアで気付かされた風景でした。

     日本の約半分の国土面積に約1,600万人が住むカンボジア!ますます目が離せなくなります!
    それでは、また。オークン!(ありがとう)

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