2021年4月8日

国ボラレポート①

  • 国際協力ボランティア
  •  令和3年度前期の国際協力ボランティア(以下、国ボラ)として活動させて頂いております、山崎敦也です。ここでは、私の自己紹介とオイスカの国ボラを選んだ理由をお伝えします!

     今後、国ボラへの参加を考えている方、ぼんやりと国際協力に携わりたいと考えている方への情報共有になれば幸いです!

     私は、現在28歳の男性です!普通に就職していてもおかしくない年齢ですが、あるときに夢を見つけて、今はその夢に向かって一歩一歩前進をしている最中です!傍から見たら、「良い年齢の大人が何をやっているんだ?」と思われるかもしれませんが、本人は真剣に夢と向き合っているので大目に見てください。

     私が出会った夢は、途上国の農村に住む貧しい人々の生活を現状よりも豊かにしたいです。とても漠然としていて大きすぎる夢なので、私の人生で叶えられることは無いかもしれません。しかし、後世に繋がる一歩を紡いで行けるよう頑張っています。

     私がこの夢に出会ったきっかけは、国内の他NGOが主催しているスリランカでの農業ボランティアに参加したことでした。その頃、私はIT会社のエンジニアとして働いており、非日常を味わうために応募しました。そこで、初めて途上国と呼ばれる国に行き、農村で現地の方と共に農業を体験させていただきました。バナナツリーを植えたり、斜面の荒れ地を耕したり。それは、それは、重労働です。皆さんが考えているような平地では無く、山間の斜面で農業をしていました。もちろん、機械が入ることは出来ず、ほとんど手作業です。そんなに苦労して作った作物も市場に流通すると他の地域で栽培された作物と値段の差はありません。そのため、生活も貧しさから脱却できずにいました。

    斜面に位置する圃場
    斜面に位置する圃場
    苗をポットに入れて保管している様子
    苗をポットに入れて保管している様子

     そういう人々を見たとき、私の心が揺らぎ、こういう人々のために活動していきたい!と強く思うようになりました。これが私の夢のきっかけです。

     それから、途上国の農業支援に力を入れているオイスカを見つけ、ご縁があって、今回、国ボラとして活動させていただくことになりました。オイスカは60年の歴史を持つ国際協力団体で、36カ国の国と地域で活動をしています。短期的な支援ではなく、長期的な支援を行い、現地に技術が根付くまで根気強く活動を続けることで、持続可能な人材の育成を行っています。

     この記事を読んでくれているあなたも、漠然と途上国の現状を知っているかもしれません。日本が如何に恵まれている国なのかを知っているかもしれません。

     それを知った上で、取れる行動は人それぞれです。私の場合は、直接的に彼らの生活を変えることができるNGO団体での活動を選びました。他にも、募金や、寄附など間接的に関与することもできます。

     今、モヤモヤしている人の一歩を踏み出す勇気になれたでしょうか。日本にはオイスカに限らず多くのNGO/NPO団体が存在します。私は、自分に合った国際協力の道で活躍する人が増えることを望んでいます!

     次回は、国ボラでの具体的な活動を記載します!

     是非、そちらもご覧ください!!

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