2015年12月7日

ミネハハコンサート

  • 国内スタッフ
  • 四国支部廣野です。

    11月28日(土)、オイスカ綾川推進協議会とオイスカ四国研修センター共催のオイスカ国際協力活動報告会とミネハハコンサートに参加してきました。
    しかし、前半の国際協力活動報告会が行われていたころ、研修センター職員の吉田さんとミネハハさんのお世話をさせていただくという、なかなか経験できないお仕事をさせていただいていたので、別階で待機、話は終わりの方しか聞けませんでしたが、ご報告いただいたルテさんと宗像さん、ありがとうございました。

    そのようなわけで、今回はミネハハコンサートの感想をお届けしたいと思います。 ミネハハさんの歌声は本当にやわらかく、語りかけるような口調で歌う歌詞には、まさに愛を感じました。 MINEHAHAという名前は、「ネイティヴアメリカンに由来し、MINEは水、HAHAは微笑みを意味する」、とプロフィールに書いてありました。なんという不思議でしょう。HAHAは日本語では「母」と置き換えられ、すべてがつながっている感じがしてなりません。

    ゆりかごに入ったような心地よい気分で聞いていると、ちょっとウトウト・・・となる瞬間も・・・(私だけでしょうか?!) コンサート直後は、アメージンググレースが一番よかったな~と思っていたのですが、時間がたつにつれて頭から離れないのが「母の歌」です。学校の先生が作詞されたという曲は、まさに「母の愛」で、すぐに、童謡「かあさんの歌」を思い出しました。

    今、私は子供という立場でもあり、母親という立場でもあります。子供の頃はわからなかったこと、今だからわかる母の苦労、そして感謝の気持ち、そういったものをしみじみ感じる曲です。
    子どもにとって、母親の存在は、当たり前で、どんな自分でも受け止めてくれるという自信があり、わがままにもなれる、考えてみればちょっと都合のいい存在なのかなあ、と思います。けれど、私たちは確実に年を重ね、いろいろな経験をし、ある時、父や母や、お世話になった人への感謝の気持ちに気づくのだと思います。 家族への感謝に気づけば、自然への感謝に気づき、地球への感謝へとつながっていくように思います。
    子どもはわがままでいいのだと思います。ただ、そのまま大人になってはいけないのです。そのために、私たち大人がしっかりした姿を見せていく必要があるのだ、ということを今回のコンサートを通して感じました。 そして改めて、オイスカの活動のすばらしさを再認識する機会となりました。

    このような貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。 ミネハハコンサート① ミネハハコンサート② ミネハハコンサート③

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