2012年7月26日

フィジーへの訪問者 ~宮澤さんと50年来の友人の皆さん その1~

  • フィジー
  • オイスカ・フィジー駐在員の菅原弘誠です。
    皆さんご存知の通り、オイスカの活動は企業や個人の会員さんによる 寄附によって、支えられています。

    宮澤さん、佐藤さんの協力により寄贈された車のパーツを持って喜ぶオイスカフィジースタッフ。フィジーは悪路が多く、活動に車が不可欠のため、その維持・管理が課題

    フィジーでの活動に、過去10年近くに渡って、車やその部品、更には楽器やTシャツなど、多くの支援をしてくださっているのが、広島にいらっしゃる宮澤さんと、そして車やその部品について協力してくれているのが、宮澤さんのかつての上司という佐藤さんです。
    宮澤さんは、寄附をするだけでなく、ほぼ毎年、フィジーまで足を運び、支援先を回って活動を視察したり、交流を深めたりしていますが、今回は、同じ高校を卒業したという同窓生の皆さんと総勢7名で、フィジーを訪問してくれました。
    今回の訪問に合わせて、多くの車の部品や農業資材などを持参されましたが、ふつうこれらの品物は、フィジー入国の際に、関税がかかります。しかし、オイスカはフィジー政府と協定を結んで活動しています。今回の訪問に向けて事前に関係各所にお願いをしたおかげで、すべての寄贈品が関税なしで入国することができました。

    略式のセブセブで訪問の皆さんを歓迎する様子。センター事務所の縁側で行いました

    そして皆さんは、フィジー到着後まず、オイスカの研修センターを訪問。セブセブ(フィジーでの伝統的な歓迎の儀式)をしてから、オイスカのフィジーでの活動について紹介しました。
    宮澤さんの友人の中には、オイスカのことをあまり知らないという方もいらっしゃいました。でも、オイスカの歴史、フィジーでの活動のことを知ると、皆さんとても感銘を受けて、「もっと日本でも広報をした方がいい、そうすればきっと応援してくれる人がいるはずだ」とおっしゃっていただきました。
    今、日本からフィジーへは直行便がないので、皆さん福岡空港から、韓国のソウルを乗りついで、夜通しのフライトで来ています。それにもかかわらず、元気にフィジーを視察している皆さんのパワーに、こちらも元気をもらいました。
    2日目以降の様子、またご紹介します。 ビナカ!

    おそるおそる(?)、歓迎のカバを飲む秦さんと、それを見守る大磯さん(左)

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