2014年7月23日

オイ・ボラ通信No.5 木のぬくもり「赤ちゃん木育広場」

  • 本部スタッフ
  • ボラァー! オイスカ・ボランティアの オイ・ボラ徳田です。

    オイスカは国際協力NGOですが、赤ちゃん木育広場 この日は国内活動の会合でした。 杉並区内で子育て支援の活動をする11の団体の代表が、 オイスカの会議室に集まりました。 ほぼ女性ばかり。
    私も杉並区在住ですし、どんな話し合いになるのか 興味がありました。

    東京・四谷にあるおもちゃ美術館の監修で、オイスカが「赤ちゃん木育広場」を始めたのは昨年のこと。事業を支援しているのは、「サミット」です。

    そう、スーパーマーケットのあの「サミットさん」です。 donguri
    2013年5月、サミットさんは社会貢献の一環として、この「赤ちゃん木育広場」の支援に乗り出しました。おもちゃ美術館が推奨する国産木材の間伐材を使ったおもちゃを、杉並区社会福祉協議会にドーンと寄贈。
    協議会を通じて区内20の団体にこのおもちゃが寄贈されたのです。これらの団体は1年間、自分たちで「広場」を開催。木のぬくもりに接する親子の姿や、おもちゃとの遊び方を観察してきました。 この日集まったのはその団体の代表者たち。     tuminy

    参加者は、保育園や子育て支援をしているグループやNPO法人などさまざま。ベテランぞろいですが、木製のおもちゃだけを提供して、保護者と赤ちゃんの交流会を開くというのは、新鮮な体験だったようです。
    木のぬくもりの暖かい感触が、お母さん方の気持ちをゆったりさせるというのは かなりの発見だったと言います。

    課題となった修理のしかたや、消毒方法などをおもちゃ美術館のスタッフからアドバイスを受けていました。木の丸みが親しみやすい車や、小さな木の虫をまるで釣りのように、釣り上げるひっつき虫、手触りがやさしいキッチングッズの「おままごと」など、いつまでも飽きずにさわってみたいおもちゃたち。
    「赤ちゃん木育広場」が、杉並区内にもっと広がっていくといいいいですね。 kuruin

    アーカイブ