本部・広報室の林です。

ここのところ、少しずつ古い写真の整理をしています。
これまでもオイスカ活動の始まりの地、インドで撮影された
５０年以上昔の写真を紹介してきました。

インドの雪
インドレポート　その２　オイスカ活動スタートの地を訪ねて

今回も紹介したいことがあり、シリーズでお届けします。

まずはこちらのメモ。
これはおそらくインドから送られてきた写真の裏にかかれたメモを
本部で受け取った担当者が転記したものと思われます。
昭和４２（１９６７）年１０月３日に受信したことがわかります。

こちらが上のメモにあるNo１０－２の５～１３まで。
１１番の集合写真は、「日本人の来客（長崎タンメンの土産をいただき
久振に内地の味を味わう）」とあります。誰が来たとは書かず、
お土産のタンメンに触れているのがおもしろいなぁと思いました。
久々の日本の味がよほどうれしかったのでしょうね。

また、メモに「家族が増えた」と現地で新たに採用した
コックさんを紹介しているその書き方にあたたかさを感じます。

また、この写真には「インド軍の車に乗って指導に出かける高宮氏」
との説明がついています。

「インド陸軍駐屯部隊にて蔬菜指導をする開発団」との
説明がついた写真がたくさんあり、軍の敷地内の農場で
指導をしていたことがわかります。
これがその中の一枚。

また、リンゴ剪定用のはしごづくりを指導していたそうですが、
これはそれが完成して出荷される時の様子なのだそう。

５０年以上も前の貴重な写真。メモがないと分からないことも多く
「デジカメ」が当たり前になり、当時以上に写真を撮影するようになった今、
どう５０年後に記録を残していくか、考えさせられます。

次回は私が「ほっこり」する写真をご紹介します！