2019年1月18日

本部の資料棚から③-2 ―オイスカ関連書籍「マングローブ入門 海に生える緑の森」

  • 本部スタッフ
  •  あけましておめでとうございます!

     広報室倉本です。ご挨拶がすっかり遅れてしまいましたが、昨年はたくさんの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。スタッフブログにも度々投稿していますが、もしお目通しくださっていたら嬉しいです。ぜひ本年もお付き合いください、よろしくお願いします!

     

     さて、新年初ブログですが、タイトルの通り昨年お話しそびれていた「マングローブ入門 海に生える緑の森」という書籍紹介の続きです。間があいてしまいましたが、昨年11月28日に前編となる『本部の資料棚から③―オイスカ関連書籍「マングローブ入門 海に生える緑の森」』を投稿しています。今回は、その時にお話しきれなかった本書に載っているマングローブの豆知識(基礎編)を少しだけご紹介します。

     

    • そもそも「マングローブ」ってなに?

     書籍の説明を要約すると、

     マングローブとは、“熱帯や亜熱帯の沿岸地域に根元が海水に浸かって繁っている森林”を構成する植物のこと!

     とのことですが、簡単に言うと植物固有の名前ではなく、上記のような条件下で生育する、根が水に浸かっている植物の総称なのですね!

     

    • マングローブの特徴は?

     ①マングローブは、維管束植物※。ふつう維管束植物は塩分の濃い海水ではみられないがマングローブ植物は海水や汽水という塩分を含む水で育つ!

     ※道管と師管で構成された維管束という組織を持つ植物

     上記のように、自然下では塩分がないところでは育ちませんが、筆者は塩分を全く与えずにマングローブを数種類栽培されていたそう。不思議なことに、必ずしも塩分を含む水でなくても生育は可能なようです。

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