2020年8月27日

未来に結ぶ白い糸 ~後半~

  • 本部スタッフ
  • インターンの石川です。昨日の続きとなります。

    ネグロスの養蚕は年々進化し、現地の研修センターの技術支援もあり、今では大変質の高いシルクを生産できるようになりました。

    2015年にフィリピンで行われたAPECでは、西ネグロス州のオイスカ・パゴ研修センターで作られたシルク糸を使用した民族衣装を各国首脳が着用しました。また2019年度より、ネグロスからフィリピン全国へ養蚕の普及させる三ヵ年計画の事業も始まり、今後もネグロス・シルクは更なる発展を遂げることでしょう。

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    ファストファッションの台頭による洋服の大量生産が問題になっている現代、こういったエシカルファッションが徐々に注目されています。

     

    1つの要因としてはスマートフォン等の通信機器の普及にあるのではないでしょうか。
    今まで見ようとしなければ見えなかった取り組みも、SNSの普及によって以前より身近に感じられるようになったと思います。

     

    私は大学で、アジアの開発援助、発展支援に関するゼミに所属しているのですが、「環境や、教育に関してどのようにアジアの若者に対して啓発普及をおこなっていくか」という議題になると、いつもゼミ生からは「SNS等を利用したプロモーション活動」が真っ先に挙げられます。

     

    20年あまり時間をかけ安定した生産が可能となった良質なシルク、更なる発展を遂げ、自立した産業へと導くためにはインターネットによる拡散力が大きなカギになってくるのではないでしょうか。

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    環境への配慮や、フェアな取引を前提とした質のいい製品が今後もっと流通するといいなと思います。

    みなさんも是非ネグロス・シルクの製品を探してみて下さい!

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