こんにちは。本部のカロウです。
インドネシアでは多くの事業を展開していますが、
「子供の森」計画(CFP)も積極的に行っています。
滞在中はCFPの活動を行っている学校を訪問しました。
学校では、スペースをうまく使って果樹を植えたり、
みんなで野菜を植えたり、プラスチックゴミを利用してバックを作るなど、それぞれの学校で工夫を凝らしながら活動をしていました。
敷地が狭い学校では、プランターで野菜を栽培
使い終わったペットボトルを活用した植木鉢
植えた木が大きく成長していることももちろん印象に残ったのですが、
何よりも印象的だったのは、子どもたちの活動が大人(親や地域住民)を巻き込み、
意識の変革をもたらしていることでした。
学校の敷地に植えた木は大きく成長していた
CFPの活動の拠点としているのは、“学校”ですが、“学校”は、地域にとっての大事なコミュニティの中心であり、そこでの活動が地域に与える影響は大きく、CFPの活動は、ただ単に緑を増やすだけでなく、子どもと大人に環境の大切さを伝える活動となっていました。
学校の先生と学生たち
学校の子どもたち
活動をする場所によって、その後の深まり、広がりがかわってきます。
オイスカがコミュニティの中心である“学校”を舞台に、子どもたちを主役にした
活動をスタートさせた意義とその成果がしっかりと感じられる視察となりました。