本部・広報室の林です。 昨日に続き、新聞のお話。
新聞発行人のSちゃんは、8月30日に家族で「海岸林再生プロジェクト」の ボランティアに参加してくれました。 これまでの参加者の最年少は中学生でしたが、 今回Sちゃんの弟君が記録更新!まだ幼稚園児なのです。
さて、このSちゃん、クロマツ植栽地の草刈り作業に真剣に取り組んでくれました。
しかし、ある場所で草を刈る手が止まりました。 じっとクロマツを眺めています。 なぜなら、クロマツがツル性の植物にぐるぐる巻きにされていたからです。
鎌を下に置き、クロマツの救出にあたってくれました。 クロマツにからまっているツルを、そっとそっとはずしていきます。 やさしさい気持ちが伝わる手つきです。
そしてSちゃん、東京に帰ってきてから自作新聞の一面トップに(というか一面しかないのですが・・・・・・)この様子を紹介してくれました!!
見出しは 「クロマツにつるがまきつく」 ツルがクロマツの成長を阻害すること、大きな草が周りにあると日光を遮るためうまく育たないことなどをイラスト入りで紹介してくれました。
下手に私たちが説明するより、これからはこの新聞をボランティアさんに配って、何のために作業をするのかを理解してもらうのがいいかもしれない・・・・・・そう思ってしまいました。
この画像では分かりにくいですが・・・・・・ (クリックで大きくなります)
左にある3つのイラストには上から 「つるがまきついて日光があたらなくなったクロマツのなえ」 「水たまりのまん中にあるクロマツのなえ。このままだとかれてしまう」 「日光をさえぎる草があるとうまくそだたない」 と説明がついています。
ボランティア活動の際の説明をよく聞いていてくれたのですね~。
こんな意識の高い小学生ボランティア、大歓迎です!!