オイスカ・フィジーの菅原弘誠です。
とある日のこと、この日はある村でマングローブ植林を行う予定でした。スタッフが調整し、多くの村人が参加するということで環境スタッフ3名と駐在員2名の5名で朝早くから村に向かったのですが、、、
行ってみると、まず来ていた村人は1名。干潮になる前に、苗床から植林地にボートを使って苗木を運びました。そして植林、となっても、村人は4名、オイスカスタッフの方が多いくらいでした。村との調整をしたスタッフがしっかりと確認できていなかったようです。
でも、苗木をすでに苗床から出していたのでやらないわけにはいきません。約2000本の苗木を植えきるまで、とひたすら穴をほり、植えて、穴をほり、植えて、の繰り返しでした。
作業が終わったのは夕方4時、穴を掘っていた手の皮がむけていて、スタッフもぐったり。でも、なんとかやり遂げました。空腹と疲労感で、同じ駐在員のジョジョさんと交わした言葉は「ノーモアパワー」。
時にはうまくいかないこともありますが、活動を継続することで、地域の人の更なる理解を促したいと思います。
ビナカ!