2026年3月31日

家庭でもつくれる!落ち葉と山土の堆肥づくり

  • 中部日本研修センター
  • オイスカ中部日本研修センターの筑田です。
    今年も落ち葉堆肥の完成と仕込みの季節がやってまいりました(2月ごろの話です。ブログへの更新が遅くなってしまいました)。
    当センターは山の中にあり、下界からセンターへは急な坂道を数百メートル登らなければなりません。その坂道には冬になると大量の落ち葉が降り注ぎます。
    私がここに赴任してから十数年、毎年やり方を変えて落ち葉堆肥を作って来ましたが、ここ数年は落ち葉+山土に落ち着いています。

    上4枚の写真は、昨年冬に仕込んで完成したものです。落ち葉に10%程度の山土を混ぜて積み上げ、糖蜜を水に溶いて散布しました。夏に1回切り返しただけですが、しっかり分解していました。
    この土は主に野菜と稲の育苗土として使います。
    購入した赤玉土、軽石、バーク堆肥と混ぜたり、そのまま使ったり、作物によって使い方はさまざまです。以前は、大量の馬糞に落ち葉を混ぜて堆肥を作っていましたが、堆肥の切り返しに使う大型機械を所有出来ない小規模農家が多いオイスカ研修生向けに、堆肥舎など特別な施設も必要無く、身近にある材料でコストを抑えて育苗土、土壌改良資材を作る方法として始めました。

    主な材料は新しい落葉ですが、側溝に溜まった土と混ざり、分解が進んだ落ち葉も使います。微生物や小動物がたくさん住んでいるので、材料の分解促進につながります。

    森の表土にも細菌が多く、落ち葉に埋もれた竹の周辺には白い菌糸が見られます。このような状態になった山土も堆肥に混ぜます。

    2tトラックで落ち葉を集めて、堆肥置き場に積み上げます。堆肥置き場の枠には(株)トヨタファームから不要になったパレットを寄贈していただき、活用しました。

    今年は2ヵ所に堆肥置き場を作ったので、畑の土壌改良剤としてもたくさん使えそうです。

    踏み込む代わりに上から山土を置いて押さえます。糖蜜を水に溶いて散布したら積み込み終了です。
    夏になったら切り返します。

    堆肥にもいろいろありますが、自分なりに工夫して作った堆肥を使って土作りをすると、畑への愛着は倍増です。少量でも作れるので家庭菜園などでも、ぜひお試し下さい。

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