3月13日(金)、TKP赤坂カンファレンスセンターで(公社)国土緑化推進機構、(公財)国際緑化推進センター主催の「緑の募金法制定30周年記念シンポジウム」が行われました。
今回のシンポジウムでは、池上清子さんによる基調講演やNGO団体の代表3名を通じて、緑の募金を活用したこれまでの国際協力活動(環境保全・人道問題・地域交流)についての意見や成果が振り返られました。
また、関係団体による事例報告も行われ、林久美子海外開発協力担当部長が登壇し、インドネシアにおける国土緑化推進機構「緑の募金」支援による緑化活動について発表がありました。
さらにパネルディスカッションでは、環境活動の意義やポテンシャルが、将来の幅広い世代に向けて共有されました。
以下では、参加したインターン生それぞれの感想を紹介します。
パネルディスカッションで植林の意義や、持続的な活動について意見を交わす出席者
(写真:国際緑化推進センター提供)
■由良
今回は、池上清子さんによる基調講演やNGO団体の代表3名の発表を聞き、主にNGOが取り組んでいる環境保全・人道問題とその対策や私たちにできることなど各団体の活動報告や意見が共有され、なぜ緑の募金が必要になるのかの現状(資金の不足や持続性)、NGOが必要になる意味などパネルディスカッションを通して学ぶことができました。会場内は、シンポジウムの開始前や休憩時間など、和やかな雰囲気に包まれていました。ただ、学生の参加者が少なく、他の参加者の方々はすでに顔なじみ同士で話しているようで、自分から積極的に話しかけられなかったのは少し残念でした。
■石山
池上清子さんの基調講演やNGOの3団体による植林や環境保全、農耕の活動報告の国土緑化のシンポジウムに参加しました。まず初めに感じたことは東京フォーラムの時と同様、環境活動団体が多数参加していたためお互いが知り合いみたいな雰囲気が漂い、学生らしき人が少なく、多少の緊張感があった気がします。個人的には、各団体さんとも問題解決の過程は異なっても将来に向けて教育や食糧生産を通じて若者の育成に力を入れている点は同じということに気が付いたり、活動内容と同じテーマであるマングローブであったため、利点についてより深く学べ、各団体さんの活動地域に合わせた苦労や取り組みを知るといった新たな発見もあり、日常では味わえない経験ができたと思っております。
■松浦
シンポジウム前半の2時間のみ参加して、自然との共生には適切なゴミ処理や伐採のしすぎを防止するだけでなく、豊かな経済も必要であることを改めて認識しました。最初の池上清子さんのお話しの中で、水害により自らの収入源も住居も失ってしまった「環境難民」についてのお話しがその実例です。国や地域の適切な保護や支援がない限りは、他国のNPO・NGOを頼るしかない現状に対し、環境活動や経済活動について支援対象の国々がさらに興味関心を抱き、活発になることが必要だと考えました。
■神山
一番印象に残っていることは、NGOの活動報告です。いずれの団体も、単にモノや技術を提供するだけでなく、それらをいかに現地の人々に根付かせるかについて、非常に苦労しながら考えていらっしゃることを知りました。また、パネルディスカッションでは、これからの時代においてNGO、NPOが果たすべき役割や、気候変動およびそれに付随する諸問題を解決するために市民から国連に至るまでの様々なレイヤーにおいて、どのような活動を行うべきかについて、議論がなされました。実際に活動されている方々の現地での経験に基づいた意見を直接聞くことができ、非常に大きな学びを得ることができました。