現在JICA海外協力隊でボツワナに環境教育隊員として派遣されている中屋美里です。
私は大学生の時にオイスカ・インドネシアや東京本部でインターンやアルバイトとしてトータル約2年間お世話になりました。オイスカでの様々な経験が、現在のボツワナでの環境教育活動に活かされています。改めてオイスカの皆さんに感謝しています。
そして今回、「子供の森」計画の活動の一環として、ボツワナとオイスカ・インドネシアでビデオメッセージを通して交流しました。私が普段活動しているボツァラノ小学校で植林活動を行うにあたり、日頃から環境活動に励むオイスカ・インドネシアの子供たちが、普段の活動の紹介や植林・環境保全の重要性について、さらには一緒に環境保全活動頑張ろう!というメッセージを込めたビデオを送ってくれました。環境保全活動を始めたばかりのボツワナの子供たちは、環境を守るためのヒントや力強いメッセージにとても喜んでいて刺激を受けている様子でした。(私もビデオの中にちらほら登場していました。笑 とても懐かしくみんなに会いたくなりました…!!)ボツワナからもビデオメッセージを送る予定です。植林活動も無事に終了し、生徒たちは植えた木のお世話を楽しみにしています。
(本来は宮崎さん※と同じく5月のグリーンウェイブに参加する予定でしたが、都合が合わなかったこと、また5月は乾季で植林に最適な時期ではなかったことからこのような形になりました)
※宮崎さんもオイスカの元インターンで、現在JICA海外協力隊として活動しています!
ビデオメッセージを見る生徒たち
穴掘り作業
植樹の様子
このビデオを作成してくださったインドネシアのCFPコーディネーターのエギさんは、インドネシアでインターンをしていた時にたくさんお世話になりました。こうして離れた今も快く協力してくれ、とても心強く嬉しかったです。そして本部でいろいろと調整してくださった諸江さんにもとても感謝しています。インターンでお世話になっていた時から今も、いつも温かい言葉をかけてくださり背中を押していただいています。ありがとうございます!
オイスカの素敵なところは、“繋がりを大切にしているところ”だと学生の時から感じていましたが、まさに今回もこうして繋がり、環境保全活動に励む子供たちの輪を広げることができました。遠く離れた国で環境のために活動している子供たちの存在を知り、ボツワナの子供たちもこれから様々な活動に取り組んでくれると思います。これからもこのご縁を大切に、みんなで力を合わせて大切な自然を守っていけるよう私も残りの任期を全うしたいです。素敵な機会を本当にありがとうございました!
Ke a leboga!(ケアレボーハ:ボツワナの現地語「ツワナ語」でありがとうの意味)
<生徒インタビュー>
プレエミナンス|5年生
私たちはMorojwa(モロジャ)という木を植えました。木を植えるのは今回が初めてでとても楽しかったです。これから水やりを頑張りたいです。インドネシアの友達の活動はとても素晴らしいと思いました。みんなのことが大好きです!ビデオメッセージを送ってくれてありがとうございました!
ハロナ|5年生
私は家の庭で木を植えたことがありましたが、今回は友達と一緒に植えたので楽しかったです。これからも環境のためにもっと木を植えたいです。ビデオメッセージをくれたインドネシアの友達、ありがとうございました!みんなのことが大好きです!