2025年8月26日

出張レポート4 ささやかな交流編

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     現地滞在中、センター内に宿泊ができないということで、センターのすぐそばにある訪日研修生OBのご自宅(といっても現在はセカンドハウス的に使っており、普段は街なかのマンションに住んでいるようです)に泊めていただきました。朝、そこの家のガードマンが徒歩1分ほどのセンターまで送り届けてくれると、センターのガードマンがニコニコと出迎えてくれ、センターの庭に咲いていた花(プルメリアだと思うのですが、香りは強くなかった)を3つ4つ手のひらに乗せてくれるところから一日が始まります。言葉は通じないけど、ガードマンのおじさんとの朝の楽しい交流でした。

     また、ある日の夕方、翌朝の朝食のための材料を調達しようとセンター内の農場に向かい、ナスやオクラを収穫していると、女性研修センターできのこ栽培を学ぶ研修生2人が声をかけてきました。自宅に畑はないけど屋上にプランターやコンテナを置いてちょっとした野菜などを栽培しているのだと、慣れない英語での会話ながら、楽しそうに話してくれました。そして畑にあるバジルが気になっているとのことだったので、一枝あげるとお礼にとセンターのきのこ栽培の様子を案内してくれて、収穫したきのこも大量に持たせてくれました。バジル一枝がきのこ山盛りに化けました!! 早速翌朝炒め物にし、残りは冷凍し、滞在中何度かに分けていただきました。おいしかった~~。

     後日、女性研修センターの朝の行事見学後、センターに戻ろうとする私に、顔見知りになったその時の研修生の一人が袋に入ったきのこを手についてきました。またきのこをくれるのかなぁと期待していたのですが……。実はセンターでは、週に一度、ダッカに野菜や卵を出荷するのですが、その時にきのこも一緒に出荷しているそうで、彼女はその準備のためにセンターに来ただけで、私のお腹には入りませんでした。勝手に期待してごめんなさい!

    ➡出張レポート5に続く

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