啓発普及部の鈴木です。
企画と準備の苦しい期間をチームで乗り越え、いよいよ明日から「2024オイスカ冬募金」スタートです!
会員さんはじめ、寄附者のみなさん、イベントなどへ参加してくださったみなさん宛に、11月7日に冬募金の案内を送らせていただきました。
冬募金の準備やその他で目まぐるしい日々を送り、10月はほとんど記憶がありません。やれやれひと段落・・・といった気分なのですが、本番はこれから。
募金が始まる前は、いつも、「みなさんに伝わるメッセージが込められただろうか?」と不安になります。チームで何度も話し合い、募金のテーマを決め、そこから猛ダッシュでチラシ作成やダイレクトメールに封入するツールの作成に取り掛かります。作業中は突っ走るしかないのですが、作業が終わり、ちょっと時間の空いた始まる前のちょうど今、これでよかったかな?と不安になります。
寄附していただけるだろうか?・・・・
このチラシとメッセージで大丈夫だろうか・・・
そんな不安を解消するかのように、今回のメイン写真を使った2人の女の子がほほ笑んでくれています。
この写真は、動画から切り抜いたもの。
広報や啓発の仕事をしているため、膨大な量の現場の写真や動画を見ているのですが、この動画は女の子の柔らかな笑顔が印象的で、ずっと頭の片隅の残っていました。
今回のキャッチコピーが
「BE PART of the EARTH」
と決まった時、ふと、この子たちの顔が浮かんできました。
この女の子たちは、タイ北部のチェンライ県の子どもたち。
チラシが完成した後、事後報告でタイ駐在員の春日さんにこの写真を使わせてもらうことを伝えたところ、
「赤い服の女の子、事故で亡くなってしまったんだよね」と。
天使のような笑みを浮かべているこの子がなぜ・・・と、悲しみと憤りが。
私の脳裏から離れなかったこの子が、何か訴えていたのかな?
今回の冬募金、この子のためにもがんばろう
募金のチラシは1枚も無駄にしないように配りきろう
そう思っています。
さあ!いよいよ冬募金スタート
目標金額900万円
とても大きな額ですが、支援してくださる方を信じて、1月24日の終了日まで走り抜けます!
寄付文化を日本に根付かせようと、今年で10年目となる「寄付月間」
だれかを思い、
未来をおもい、
1年の終わりに「ありがとう」の気持ちで寄付をする。
そんな優しい「恩送り」の習慣が日本にひろがりますように。