啓発普及部の鈴木です。今日、6月14日から 夏募金 スタートです!
2021年から季節募金をはじめ、今回の 夏募金 で6回目になりました。
オイスカの目指す世界をどのような写真や言葉で表現すれば、「住み続けられる未来」をつくる仲間にが増えるだろうか? 「伝える」のではなく「伝わる」表現にするにはどうしたらいいだろうか? と、毎回、真剣に向き合います。頭の中じゅうが絡んだ糸のようにモヤモヤ、グチャグチャした状態になります。
それでも、今回は特に苦しかった・・・
4月8日から5月22日までタイの森づくりのためのクラウドファンディングをしていたので、何とか第一目標、ネクストゴール、目標の支援者数をクリアしようと必死でした。夏募金 の頭に切り替えている余裕がなく、「まだ夏募金を考えなくても大丈夫ですか?」と同僚から言われるほど。(こう言って心配してくれる同僚がいることがありがたい!)
クラファンの少しの隙間に季節募金チームメンバーの4人を招集してミーティング。
キャッチコピー何にしようか?何をどう訴えたらいいのだろう?
そんな問いから始まったミーティング、新入職員の武原さんが新鮮な思考で次々にアイデアを出し、いつの間にかホワイトボードはいっぱいに。
よし! キャッチコピーの方向性は見えてきた。次は写真選び。14枚の案の中から全員一致で決まったのが今回のメイン写真。その理由は、国を越えて、世代を超えて、ともに、住み続けられる未来をつないでいこうというメッセージがすんなり入ってくるから。
メイン写真に使っているこの写真は、日本人の植林ボランティアがフィリピン北部の南イロコス州を訪れて、地元の子どもたちと一緒にマングローブを植えているところ。
手前の黄色の洋服の男の子の日本人ボランティアを見つめるまなざしがとても柔らかく、そこに信頼関係がうまれているようです。植林の数時間を共にしただけなのに。
信頼関係がうまれる体験を私自身も何度かしました。
足を取られそうになると、さっと手を差し伸べてくれる子。植えるスピードにあわせて、苗木をポットから出して手渡してくれる子。言葉はわからなくても、にこにことっても楽しそうに。今日はあなたがメインです。ぼくたちはあなたのお手伝いです。と言わんばかりに絶妙な距離感で接してくれる子どもたち。おとなも同じ。言葉は通じなくても気持ちは通じると思う瞬間。日本で生活していると、ついつい自分に鎧を着せてしまうのですが、純粋な気持ちで接してくれる人たちを前にすると、「人」と「人」のつながりの心地よさを実感します。
今回の夏募金では、みなさんの植林の思い出写真を募集しています。ぜひすてきな思い出を共有してください!
<応募方法>
写真にその思い出(100字程度)を添え、「#ともにつなぐ」をつけてSNSに投稿! もしくは、メール(gsm@oisca.org)でお送りください。詳しくは 夏募金 専用サイトをご確認ください
オイスカがめざす「住み続けられる未来」のために、よし! 夏募金 がんばろう!!