みなさん、こんにちは! 武原です。
現在オイスカ中部日本研修センターでインターンをしております!
毎週、私が研修センターで体験したことを「箸とらば」と題して発信しております。
今週のテーマは、「あきつしま人を想うー伊勢研修会編」です。
3月4日、伊勢神宮において、中部日本研修センター第4回目となる伊勢研修会に参加させていただきました。私にとって生まれて初めての、お伊勢参りです! そしてなんと! 今回特別参拝という形で、公益財団法人修養団の寺岡賢先生のご案内の元、伊勢神宮「皇大神宮(内宮)」の中で参拝させていただきました。
そして印象的だったのが、大鳥居が迎えてくれる宇治橋を渡ると見えてくる、この石。
実はこの石、国歌「君が代」に登場するさざれ石なんです! 知らなければ素通りしてしまうような場所にあり、説明の看板もありません。寺岡先生の説明で初めてその存在を知ることができました。
そのさざれ石を過ぎ伊勢神宮(内宮)の中ほどにいくと、御手洗場があります。
この御手洗場の川は「五十鈴川(別名:御裳濯川)」と呼ばれています。この五十鈴川について明治天皇が詠まれた歌を寺岡先生からご紹介いただきました。
五十鈴川 清き流れの すえ汲みて 心を洗え 秋津島人
この歌で出てくる秋津島人は、日本人という意味ではなく日本に住んでいる人という意味だそうです。今、中部日本研修センターで各国から来た研修生と一緒に暮らしています。国が違えど、一緒に生活している家族のような存在です。今後彼らが国に帰っても、この絆は消えません。彼らに対して誠実に接しているか顧みながら禊をし、彼らに出会わせてくれたことへの感謝を天照大神様にご報告できた特別参拝でした。
それでは、また次回の「箸とらば」もぜひお楽しみに!