2013年10月28日

インドネシア女性の苦労話

  • 海外スタッフ
  • 国際協力ボランティアの木村です。

    8、9月の西日本研修センターでの研修を終えて、10月17日より、 インドネシアにあるスカブミ研修センターにて研修を行っています。
    初のインドネシア。センターに来て、思ったことは、当たり前ですけど 「ここはイスラムの国なんだ…」ということです。 朝の5時ぐらいに「アザン」というイスラムのお祈りをする合図の歌?呼び声?で目が覚めます。 一日5回あります。

    ジャカルタ空港で出迎えてくれたイワンさん
    ジャカルタ空港で出迎えてくれたイワンさん

    私がジャカルタの空港に着いた時に一番、最初に話をしたインドネシア人はMr. Iwan(イワンさん)です。日本の研修センターでも研修しており、日本語がともて上手です。なので、いつも、私のインドネシア語の勉強のお手伝いをしてくれます。
    イワンさんはスカブミセンターで環境プログラムを担当しており「マングローブ植林」や「子供のための環境教育」のプロジェクトで働いています。

    今日はインドネシアの女性の苦労話についてお伝えします。 その女性はイワンさんの奥さんのティティスさん。彼女は中学校を卒業後、農業高校に行くために、親元を離れ、家政婦の仕事を1年間して、自分で授業料を稼ぎ、高校に入りました。卒業後はオイスカの短期研修生としてスカブミセンターで研修をして、イワンさんと出会い、20歳で結婚しました。
    その後も子供の学校の制服を作るために洋裁の学校に自ら、入り、勉強しました。子供が少し大きくなってからは韓国人が経営する、近くの靴を作る工場に仕事をするようになりました。7:30~16:00まで、働きます。時々、夜勤があるそうです。  

    イワンさんのご家族(右がティティスさん)
    イワンさんのご家族(右がティティスさん)

      「今まで、ちゃんと仕事をしたことがないからとても楽しい。少しでも旦那を助けることができる。機会があれば日本に行きたいので日本語も勉強したい」と話してくれました。

    自分で何かを切り開いていく。そんな力がインドネシアの女性にはあるように感じます。   私もインドネシア語を覚えるのに四苦八苦していますが、 積極的に言葉を覚える姿勢が大切だと思い、必死に勉強しています。
    2ヵ月でどのくらい話せるようになるかは分からないですが、 センターのみんなが助けてくれるので頑張りたいです。

    BERSEMAGAT(頑張ります!)

    研修生と空芯菜の収穫
    研修生と空芯菜の収穫

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