支援する
中部日本研修センター 国内スタッフ 本部スタッフ
みなさん、こんにちは!海外事業部の山本です。8月28日(月)~31日(木)まで、中部日本研修センターの研修生が東京杉並区にあるオイスカ本部事務所に滞在しました。中部日本研修センターでは、2年間の研修を昨年からはじめており、現在2年目の研修生が2名います。今回は2年目の研修旅行としての東京訪問であり、各地を見学したり、オイスカの活動について話を聞いたりして見聞を広めていました。私は一部の訪問先に同行するなど、今回の研修に関わらせていただきましたので、その様子をお伝えします。初日は、研修生からの発表がありました。研修生2名はふたりともフィジー出身であり、フィジーでどのような農業をしていたか、オイスカフィジーではどんな活動をしていたかなどの話があり、普段はあまり聞くことのないフィジーの様子がわかり、とても興味深かったです。ふたりとも日本語で発表し、質問にも答えており、日頃の努力が感じられました。
2日目は、豊洲市場の見学に行きました。豊洲市場のオイスカ会員である二村さんが案内をしてくださり、通常は入ることのできない仲卸市場の中まで見学させていただきました。見学後、研修生からはフィジーとの販売の仕方の違いなどについて話が出るなど、異なる仕組みについて比較し学んでいる様子がうかがえました。
3日目は埼玉県三芳町の三富新田を訪れました。世界農業遺産にも登録された循環型農法が実践されている地域であり、地元の農家の方に畑を案内していただきました。日頃、農業をやっている研修生たちは興味津々で、自然と質問が飛び交っていました。同行したスタッフに確認するだけでなく、自ら直接農家の方に話しかけて尋ねている場面もあり、やはり関心のあることについては積極的になるんだなぁと感じました。
今回、東京研修に関わり、どこへ行き、何を見て、どんな話を聞き、どんなことをしたら、研修生の学びになるのか考えさせられました。また、同行している中で、ちょっとした言葉の説明や、ちょっとした補足をするかしないかでも、研修生への伝わり方は違ってくると感じました。東京滞在中に見聞きしたことが、研修生の今後に少しでもプラスになれば良いなと思います!