フィジーの菅原弘誠です。
「未来への展望」と題したワークショップに参加するため、 2週間だけ日本に帰っていましたが7月10日、再びフィジーに戻りました。
日本に帰ると、フィジーにいた自分が信じられなくなりますが、 ひとたびフィジーに来ると、日本にいた自分が信じられなくなる、人間の適応力ってすごいな~~
・・・と、感傷に浸っているひまもなく、7月12日はフィジーで実施している農業研修の修了式でした。
到着後すぐに、不在の間の情報を集め、準備をして、なんとか無事に研修生を送り出すことができました。
5ヵ月の研修では、苗床での播種や移植の方法、畑への定植からその後の管理、収穫という一連の流れだけでなく、生ゴミから堆肥を作る方法やその活用方法など、色々なことを教えています。
スキルだけでなく、フィジーではとても難しい時間の管理や規律をもった生活、これもオイスカの研修の大切な要素です。また、農業だけでなく、マングローブ植林やサンゴ礁の定植なども研修生は体験し、これから村に戻って主体的に動ける青年に育ってくれれば、という期待がこもっています。
共に研修を行っている青年スポーツ省の大臣がチーフゲストとして参加し、修了証を受け取る研修生の顔にも自信がうかがえたように感じました。16名の研修生、今後の活躍を期待しながら、次の研修生受け入れに備えたいと思います。
ビナカ!