本部・啓発普及部の倉本です。
オイスカには、国内外問わずパワフルで個性的な(?)スタッフがたくさんいます。それは、プロジェクトなどの「現場」で活躍するスタッフだけではなく、「現場」を支える事務所スタッフも例外ではありません。
本部で経理を担当している石田さんもその一人。事務所で出会うと明るくいろいろなお話をしてくださり、いつも元気をもらいます。そんな石田さんが、ブログを書いてくださいました。
(前回のブログ↓)
本部・総務部の石田です。
ポツンと一軒家という番組、御存知でしょうか。
日曜の夜に放送している番組です。
隣の家が何キロ先とか麓に降りていかないと他所のうちはないとかの環境で生活している人々の話です。
出てくる人は70代、80代の方が多く、一人暮らし、もしくはご夫婦。
今は住んでいないが自分の生まれ育った家をなくすのは先祖に申し訳ないので、せめて自分の代は守っていきたいという方。
基本、自給自足のように野菜類は全部自分たちで作っています。
高齢なのに今もそうして生活しているのは若い時からの生活習慣だからできるのかなと思います。
人によっては農作業の為の機械をつかったりして作業自体は楽になっているようですが、それでも例えばお味噌にしても畑に種をまくところから始まり、収穫して自分たちで味噌を作ることは大変だと思います。
私も実家は農家で、小さい頃はすべて家で作っていたという記憶があります。
お味噌づくりなんか手伝わされました。おばあちゃんの口癖は「生木、生みそは貧乏のはじまり」でお味噌は蔵のなかに、木は木小屋にいつもありました。
でも、その実家もいつの間にか母の代になって専門の味噌やさんから買うようになり、木を使うお風呂はガスになり・・・・
この番組が好きなのは、味噌づくりや田んぼを耕すときの道具などをみると自分の記憶にある昔が呼び覚まされるせいかもしれません。
郷愁というのでしょうか。 でも私自身、家ではまともに農業の手伝いをしたことはなくいつも逃げてばかりでした。
大変さを知っているからこそ、この人たちの暮らしをみているとほんとにこの年ですごいな、頑張っているなと励みになります。
日曜の夜のテレビ番組、以前はサザエさんで憂鬱になるといわれたことがあります。
それはサザエさんはあるともう休みは終わりで明日は仕事だということかららしいのですが、私はポツンと一軒家で逆にいつも元気をもらい、さあ、明日からまた頑張るぞみたいな気持ちになります。
一日一日を淡々と暮らし、生きていく。
よかったら一度観てください。