2022年4月25日

再び四国研修センターへ

  • 四国研修センター
  • 本部スタッフ
  • オイスカ本部GSMのグラゼンです。

    私は4月3日から4月14日までセンター業務の補助のため四国研修センターに出張しました。
    一番最初に四国研修センターに行ったのは去年の夏で、その時は2名の研修生しかいませんでした。
    (その際の報告ブログはこちら

    今回は、私が滞在している間、インドネシア(2名)、マレーシア(4名)、フィリピン(1名)、フィジー(2名)の計9名の研修生と技能実習生がいました。やっぱりセンターには、たくさん研修生がいるととても賑やかで、スタッフも生き生きしている気がしました。その様子を見て、私が中部日本研修センターで研修していた頃を懐かしく思い出しました。特に最初のころは、言葉の壁があっても周りの人たちが優しく見守ってくださったりすぐに助けてもらい、安心しました。

    10日間の滞在で、特に印象に残っている体験について記します。

    フィリピンとマレーシアの研修生が野菜の出荷準備をしているところ
    新しくサバ州から来た研修生にセンターの規則を説明する研修所スタッフの吉田主任
    1. センターに行くとたくさん学べることがあります。スタッフの皆さんが私と同じ外国人への対応に慣れていて、説明する時はジェスチャーと分かりやすい言葉を使っています。
      今回の出張では、私はキッチンの業務を主に体験しました。菅原さん(キッチン担当)には、新しいレシピや調理法、調味料の使い方、入れるタイミングなどを教えていただきました。私の料理の腕前はまだまだですが、センターの滞在で、何とかキッチンに立つ自信が付いた気がします。
    2. センターの敷地内には、バスケットボールコートがあります。地元の子どもたちが遊びに来ることもあります。私が滞在していた土曜日の午後、研修生1名、近所の兄弟2名と私、4名でシューティングゲームを行いました。笑顔とジェスチャーが、研修生と日本人の子どもたちとの間の言葉の壁を埋めていることに気づきました。研修生が日本人と接する機会はこれからきっとたくさんあるはずです。研修生の頃、日本語の語彙が乏しかった私ですが、日本人の生活様式を観察し、日本人の仕事のやり方をその姿から学んできました。コロナで日本人との交流が減ってしまっているようではありますが、新しい研修生にも私が学んだようなチャンスがあるといいなぁと思います。
    3. 今回、10日間の体験で改めて思ったのが、スタッフとして研修センターで生活することは、大きな責任を伴うということです。未婚のオイスカスタッフは、ほぼ24時間365日、研修生と一緒にセンターで過ごしています。研修生はスタッフを尊敬しているので、スタッフの存在は研修生の成長に大きな影響を与えます。また、時には、スタッフが研修生から学ぶこともあります。

    研修センターの仕事はあまり慣れなくて大変でしたが、いろんな学びを得られた出張となりました。いくら仕事が大変でいそがしくても、みんなでやると楽しくなります。機会があれば次は、西日本研修センターでも業務体験をしたいと考えています。  

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