ご無沙汰しております。国ボラの大垣です。すっかりと寒くなり今年もあと残すところ一か月となりましたね。みなさんは今年のはじめに立てた抱負は達成できそうでしょうか。
さて、この度は12月2日(水)に都内で故中野良子オイスカ第二代総裁を偲ぶお別れ会が開催されましたので参加させていただきました。
当日は万全のコロナ対策の下、生前に故中野総裁と縁があった石破茂オイスカ国際活動促進国会議員連盟会長をはじめとした国会議員の方々、歴史的な深い絆で結ばれたアジア諸国の大使館関係者の方々、日本経済を動かしてきた重鎮の方々など、約120名の方々が参列されました。普段、メディアで取り上げられる人達が各界から集い、分野を超えた組織同士の強い結びつきを現していました。
式典では、渡辺利夫オイスカ会長からの追悼の辞が述べられた後、故中野総裁の人生の歩みを振り返ったビデオが上映されました。参列者の表情からは、ビデオに映る故中野総裁の生き生きとした姿を懐かしむ様子が見て取れ、生涯にわたって利他の心を貫かれた故総裁がどれほど各界で親しまれていたかを感じることができました。
故中野総裁とのお別れは大変悔やまれることではありますが、この先のオイスカ活動の中で、故中野総裁が大事にされていた“利他の心”を我々のような若い世代がしっかりと受け継ぎ、敬愛天地の国際協力活動を続けていくことが大事だと改めて教えていただいた気がします。
実のところ、私自身、お別れの会などは今まで参加したことはありませんでした。今回のように故人の歩みを関係者で改めて振り返り、心に留めておこうとする式典は本当に大切だと感じます。私はまだ現在25歳ですので、死ぬことがまだ先のように感じますが、100歳まで生きると仮定して、どのように生きるべきか?愛読書でもある『君たちはどう生きるか』で扱われているように、周りの人達の生き様を見ながら、日々問われている気がします。
いかに生きるか?いかに死ぬか?どのように考えてもいいかもしれませんが、今後もオイスカでの様々な経験を通じて、常に考えていきたいです。