本部・広報室の林です。
昨日、富士山に行ってきました!
もちろん遊びに行ったわけではなく、
「富士山の森づくり」の活動のお手伝いです。
大自然の中はとても涼しく、作業も楽しい!
今年の夏は帰省もできず(オイスカ本部の夏休みは時期が
決められておらず、それぞれが所定の日数、好きな日にお休みをとります)
また、例年、この時期は月に1~2回行く宮城県名取市の
「海岸林再生プロジェクト」のボランティアも今年は中止。
……ということで、どこにも遊びに行けない我慢の夏を
過ごしていた私にとって、久しぶりの富士山での作業は
とてもリフレッシュできるものでした!
今回の活動は、活動地で加入している森林保険の調査です。
調べるのは、風などで倒れてしまった植栽木の数。
持って歩く道具はこちら。
図面と植栽エリアごとの植栽内容資料(植えた年、
樹種や本数など)、ピンクと黄色のテープとカウンター2つ。
そしてハサミです。
私は首から2色のテープとカウンター2つをかけましたが、
作業着にポケットがある人はそれぞれの色のテープを左右のポケットへ。
ピンクのテープは健全な生育をしている木に、
そして黄色のテープは風で倒れたり傾いたりしながらも
生存している木につけていきます。
カウンターではそれぞれピンクがついた木と
黄色がついた木の本数をカウントしていきます。
ハサミは途中でこんな木に出会った時に使います。
どんな状況か、分かりますか?
ネット(シカなどに食べられないように巻いています)
の間から枝を伸ばしてしまっているのです。
そこでネットの一部をハサミで切り取ってあげます。
こんな感じで。
するとこうなります……って元気な葉っぱがじゃまをして
切り取った部分が見えないですね!
山の中で食べるお弁当もおいしく、
こんなきれいな蝶に出会ったり、
なんだかかわいらしいベリーに出会ったり
(つまんで口の中へポイっとはしませんでした)
ただそれだけのことがとても楽しかった!
「富士山の森づくり」の活動では毎年たくさんの
ボランティアの方に現場で汗を流してもらっていますが
今年はそれもできません。
担当スタッフは、「現場に来て体験してもらえない分、
現地の様子をこまめに報告しよう」とFacebookでの
情報発信を頻繁に行っています。
「富士山の森づくり」の活動地の様子、ぜひご覧ください!
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