本部・広報室の林です。
先日、中部日本研修センター(以下、センター)に行ってきました。
ゆっくり滞在できるときは必ず体験させてもらうのが養鶏の作業。
いつもは朝、鶏舎の掃除に始まり、たまごの回収もしますが、
今回は洗卵とパック詰めのお手伝いだけでした。
一度、月刊「OISCA」の取材で一日の作業に密着したことがあり、
(その時の記事はPDFでご覧いただけます
→https://oisca.org/support/more/oisca/magazine/pdf/1306.pdf)
それ以来私はセンターのたまごのファン。
おいしいのはもちろんですが、どれほどえさに気を配り、
どれほどニワトリたちが健全な環境で育っているかを自分の目で見ていますから。
まずは洗卵。担当のグレゴリーさんは、とってもまじめでおちゃめなマレーシア人スタッフ。どんな疑問にも的確に答えてくれます。
例えば……お湯でたまごを洗うというグレゴリーさんに「あたたまってしまって大丈夫? 傷んだり温泉卵みたいな状態になりませんか?」と聞いてみると「長時間つけておくわけではないから大丈夫。それに、こびりついているニワトリの羽根などはお湯でないときれいに取れません」と。納得。
洗い終わるとたまごを機械にかけます。
これでたまごをサイズ別に分けます。
たまごが並んで出てきて、
サイズ別に手前にゴロゴロコロコロと手前に転がってきます。
その時のたまごの動きが何ともかわいいのですよ~!
これをサイズ別にパックに並べるのが私の仕事。
うまく汚れが取れていないものは、この時にしっかりと拭き取ります。
この作業が終わると、グレゴリーさんがサイズ別の個数を確認。
採卵時にも数を確認しますが、ここでは割れたりヒビが入ったりして
出荷できないものを除いて、サイズ別の数をチェック。
きれいになったたまごを紙パックに入れていきます。
グレゴリーさんの作業のスピードにはとても追いつけません……。
こうしてパッキングも終了。ラベルもつけて完成(…の写真がなくてすみません)。
センターのたまごは地元でも大人気で、個人宅にもお届けしています。しかも、配達を担ってくださっているのは会員Sさん。本当に多くの地元の皆さんに支えられています!
今回は配達にも同行させてもらいましたので、またその様子はあらためて報告します。