四国支部廣野です。
先日、四国研修センターのレンコン掘り体験に行ってきました。
今年初めから萬代所長が手塩にかけて育ててきたレンコンです。
枯れたハスの茎は下へうなだれているもの、
茶色になりながらも必死に背伸びしているものなどがあり、
それらが500平米ある畑全体を覆っていました。
レンコン掘りは、「水圧掘り」という方法が一般的だそうですが(1970年代に開発された方法)、
オイスカでは「クワ掘り」という収穫方法(伝統的収穫方法)を用いていました。
「クワ掘り」は、畑の水を抜いて泥の状態にし、クワなどを使って土を掘り収穫する方法です。
水の中に入る必要はないのですが、掘り出す時にレンコンを傷つけないようにやさしく扱う必要がり、
これが私にとっては大変でした。油断すると、レンコンをグサっと巻き込んでしまうからです。
これでは売り物になりません。今回は市場に出す予定ではなかったのでよかったですが、
商品として収穫するにはかなり気をつけないといけないことがわかりました。
作業時間としては4、50分くらいだと思うのですが、私自身は、スタートした場所からだいたい
50cmくらいしか進むことができませんでした。みんなで恐竜の化石発掘みたいだよね、と話しながら
和やかに掘っていましたが、さすがに50cmとはご迷惑をおかけしたなあと思わずにはいられません。
レンコン畑に眠っているたくさんのレンコンたち。
これからオイスカではレンコン収穫の最盛期を迎えそうです。
また機会があったら参加したいと思います。ありがとうございました。