2017年10月31日

宮城県 気仙沼市の保育園につみ木を寄贈しました

  • 本部スタッフ
  • こんにちは。
    本部・啓発普及部 野木です。

    先日、震災支援活動として、またまた宮城県気仙沼市を訪問し、前回とは別の保育所へつみ木をプレゼントしてきました。(前回の様子はこちら:https://oisca.org/blog/?p=21975

    今回もこの活動をご支援いただいているオルビス株式会社から2名ご参加いただき、つみ木を園児たちに直接プレゼントしてもらい、一緒につみ木広場にもご参加いただきました。

    寄贈式では緊張している様子だった子どもたちでしたが、広場が始まり、つみ木を体にかけるつみ木のシャワーをしたとたん、歓声があがり、「木のにおいがする」と香りを楽しみながら、思い思いにつみ木を積んで作品を作り始めました。

    ブログ写真②

    今回は2つの保育所の園児がつみ木広場に参加しました。つみ木をしているうちに普段は別々の保育園にいると思えないほどうち解け、協力して大きな船や自分たちより背の高いタワーを作る姿に先生方も驚かれ、喜ばれていました。

    ブログ写真①

    震災後、子どもたちが口では何も言わなかったけれど、作品を通して津波などを表現している園児がいたと先生に伺いました。震災直後から続けているこの活動には「なかなか口にできない想いや感情を、作品づくりを通して表出してもらうことで、抱え込んでいるストレスや不安を解消する場にしてもらう」目的もあります。気仙沼市は新しい復興住宅が建ち、防波堤も建設中ですが、まだ仮設住宅で暮らす方もいると聞いています。そのような状況の中で暮らす子どもたちにとって、寄贈したつみ木が役に立てばと願っています。

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