本部・人材育成担当のシスカです。
現在ミャンマーで研修中の国際協力ボランティアの芦田さんから
レポートが届きましたのでご報告します。
___________________________________
ミャンマーレポート
国際協力ボランティア 芦田奈々
「あっという間に1週間が過ぎた」という冒頭にしようと思っていたが、
10日が過ぎ、2週間が過ぎてしまった(汗。
私は今、オイスカミャンマーの第一センターである、
パッカンジーのセンターで毎日を過ごしている。
具体的に何をしているかというと、田んぼ・野菜の畑・CFP(子供の森)
食堂・食品加工(パン作り)・洋裁・養豚・養鶏のどこかへ行き、
スタッフ・研修生達と一緒に作業をしている。
9月9日には、CFPの活動の一環で、かつて苗木を植えた小学校と中学校に行った。
その時は、今年8月に新しくできた、ミャンマーの第二センターであるパコックセンターの研修生22人と一緒に行った。
学校に行くにあたって、車の荷台に乗り、猛スピードを出され、あまりの恐怖に研修生にしがみつくと、車を止められ、助手席の人と交代し、交代しなければあと一時間近く荷台に乗らなければならなかったことが判明した、というデンジャラスな体験はさておき(笑。
一校目の中学校では、校長先生が約三十年前、この学校の生徒だった時に植えたニームの木があり、今はその木の下で生徒達が勉強をしていた。
また今回は、村長さんに学校に来てもらった。研修生が「学校に植林する時に、大変だったことはありますか」ときくと、村長さんは「大変なことは何もなかった。植林する時、村の人が手伝ってくれたし、オイスカの人達が頑張ってくれたから。木も増えたので、大変なことは何もない」と当時の話を語ってくれた。
この学校には、オイスカの人たちと一緒に植えた作物があった。植えたものとして、かぼちゃ・冬瓜・バナナ・オクラ・きゅうり・ブドウがある。ここでできた野菜は、順番に生徒が家に持ち帰り、親に料理してもらうそうだ。生徒の中には「家でポットを使い野菜を育てたいから苗が欲しい」という生徒もいるという。
二校目の小学校では、オイスカが学校に寄付した机と椅子があった。
また、小学生に勉強を教える研修生の姿が印象的であった。
廊下から教室をのぞくと、自習中の生徒が音読をしていた。その音読を聞き、研修生が駆け寄り、勉強を教えた場面である→
滞在予定の半分が過ぎ、ミャンマーの暑さや食べ物にそんなに慣れてはいないが、「こんな感じなんだ!」と理解した。慣れない生活によるストレスのせいなのだろうか。時たま上唇が痙攣する時がある。今までにない経験である(笑。
ミャンマーで驚くことがいくつもあったので、いくつぐらいあるのだろうと思い、
ノートに書き出してみたら、今のところ23項目あった。
もし機会があれば、いつかその話も文章にしようと思う。
私は今ミャンマーにいる。