本部の林です。
永石事務局長から年末年始の中野良子総裁の動きについて 報告がありました。オイスカの長い歴史の中で培ってきた 各国との強い絆を感じるものですので2回にわたりご紹介します。
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昨年暮れの12月29日、中野総裁に同行し、
新任のスジャン・チノイ駐日イン ド大使を表敬訪問しました。
インドはオイスカが初めて農業開発団を派遣した国で、
オイスカの国際協力活動の礎を築いたともいえる重要な国です。
総裁はオイ スカとイン ドとの長い協力関係の歴史について説明し、さらに、11月に南インドで開催 されたアジア太平洋青年フォーラムについて報告。 大使は熱心に耳を傾けてくださり、特にオイスカの理念は天文を基調としており、関係団体が静岡県に天文台を所有している点に非常に関心を持たれ、年明けの1月1日に早速、天文台を訪問されたそうです。
また、この日は10代の頃から同国で活躍してきた渡辺忠理事(一番左)、インドからの第一期農業研修生で、現在日本で仕事をしているサニー氏(左から二番目)も同席しました。
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オイスカが活動をスタートした1960年代は、
今のようにインターネットでなんでも調べられる時代ではありませんでした。
「インド=暑い国」というイメージしか持たずに赴任した
技術員たちの中には 雪の積もるカシミール地方に派遣された人たちもいて
大変苦労したと聞いています。
「ひもじい思いをする人たちをなくしたい」との思いで海を渡った彼らは
背広で政府関係者と打ち合わせをしていたかと思えば、
その直後には 作業着で畑仕事をし、とにかく勤勉に働き、
地元の人たちを驚かせたそうです。
そうした先人たちが築いてきたインドとオイスカの関係。
これからも大切にしながら活動を広げていきます。
その2では、チベットととのつながりをご報告します。