本部・海外事業部の菅原弘誠です。
10月20日~26日までインドネシアに出張していました。
様々な業務がありましたが、外務省のNGO連携支援無償資金で実施している 「主婦の能力強化を通した地域の生活改善と生計向上支援事業」の モニタリングにおける一幕をご紹介します。
この取り組みは、名前からも分かるように農村部の主婦を対象に、 有機農業やその農産物を活用した商品開発を行ってもらい、 地域の生活改善や生計向上を支援していく取り組みです。
その対象者は5カ村の300名以上にのぼる主婦の皆さまで、3年間の事業を予定しています。
今回のモニタリングでは5カ村全ての村を回り、 可能な限りグループの様子を確認していきましたが、やはり女性たちの力はすごい! と実感しました。
オイスカで学んだ家庭菜園を実践し、すでに収穫をしている人がいたり、 班ごとに進める共同菜園の準備も着実に進んでいたりと、 異常な乾季の長さに苦労している中でも、今後が期待できる様子でした。
今回訪問した際に、とあるグループではちょうど畑の準備をしていましたが、 おそろいのユニフォームを着ての活動。その左肩には、 資金を得ている日本のODAのマーク、右肩には、オイスカのマークが並び、 大きな責任が彼女たちに背負われていることを表しています。
それでも、主婦の皆さまは元気いっぱい! これまでの成果を誇らしげに語り、これからの展望を共有してくれる姿には頼もしさを感じました。
「女性が活き活きしている社会は元気になる!!」 引き続きインドネシアでの取り組みに期待したいと思います。
テリマカシ!