5月31日・6月1日、住友化学と同社労働組合26名が例年通り来訪。労使協働の先例。
コンパクトな人数という特徴と、1.5日という優位性を活かそうと考えます。
勝手ながら、私たちにとっての受け入れテーマも例年通り、
「Touch & Go」というか、「Hit & Away」というイメージ。
100haのうち、南部50haに散在する小さな懸案、いま解決したい課題を一気に。
ボランティアにお願いしているフルメニューを担っていただきました。
5月30日~6月8日は「海ゴミゼロ週間」(主催:環境省・日本財団ほか)
常にごみを投棄され続ける北釜地区ゲート周辺で約20分ゴミ拾い。
翌日も、別のごみ投棄定点ポイントをサクっと解決。
まばらに散乱していた可燃ごみ9袋、不燃ごみ2袋分を回収。
名取市クリーン対策課とは常に連携。即報告、即収集の段取り。
造林地の保育初日は国有林
・2014~16年広葉樹10種 下刈&施肥345本 0.2ha
*雷が鳴りはじめ、雨も降り出し、慌てて撤収。
作業道は盛土より低く、逃げるのに助かります。
2日目は市有林
・2018年クロマツ 下刈840本 0.168ha
・2018年クロマツ 溝切り 40m×2本 直接的改善120本 0.024ha
・2015~16年広葉樹6種 下刈&施肥 205本 0.08ha
・2015年未成長クロマツ 施肥70本 0.014ha
・2015年クロマツ 下刈120本 0.024ha
合計1,700本、0.51ha。
というと、少なく感じます。でも、課題は解決。
みなさんと同様、私も疲れましたが、やり切ったので、ものすごくスッキリしました。
皆さんの来訪のころ、タイ南部ラノーン県では「住友化学の森」、
2008年植林地の保育作業を、オイスカタイと政府、村人たちが頑張っていました。
オイスカタイ駐在員のブログ(5月30日をご覧ください)
私も12月に現場に行き、実情がわかりましたが、10年たっても保育を続ける理由のある、
苦労の多い場所の一端です。名取とタイをはじめとする海外は、
お互いを励みに頑張っています。
みんなが帰ったあと、点検に行ったら、キツネ親子と遭遇。カラスを食べ終わってご機嫌。
動画・静止画ともバッチリ。後日、ブログに書きます。
私の翌日は、ポスト海岸林のテーマ、ECO-DRRの勉強に。
水害多発地帯の大元を解決する「土木遺産」の「福島市・水林自然林/水防林と
治水施設」を大いに歩き、土湯にある日本秘湯を守る会の川上温泉で、
ちょっと浸かってきました。