以前、「スズメが減少。絶滅の恐れも」などという報道がありましたが、名取事務所から言わせてもらえば絶滅しないと思います。
朝4時過ぎ、空が明るくなってくると、事務所の1・2階の接続部のわずかな隙間に巣をつくった親子たちが鳴き始めます。もう可愛いを通り越してうるさくて迷惑。毎朝起こされ、二度寝します。
2013年までは朝の目覚ましはキジだけでしたが、去年からは事務所が2階建てになり、スズメに間違いなく安全な場所を提供してしまいました。
植栽がすべて終わり、ホッと一安心の今、はしごをかけて巣を覗いてみました。
隙間の四隅の見えない場所を選んでいました。
私の見立てでは、4~5家族が住み着いています。一人っ子などいません。みんな3~4人(羽?)兄弟では?次々家族を増やしているように思えます。
5月17日、三菱UFJニコスのボランティアの女性が植栽現場で鳥の卵を発見。
さすが!よくあの場所で見つけた。気づかず踏んでもおかしくない。
スズメのように隠そうという気が全くない。ただ、目立たない迷彩色。
「失礼ですが、山育ちですか?」と尋ねたら、「ハイ、山形の田舎です}。
一体何の卵でしょうか? 鳥に詳しい仙台ニコンの三浦さんに聞いてみよう。
人家のある美田園駅周辺には燕がいるのに、荒野真っ只中の名取事務所にはいません。
敵であるカラスが多いからでしょう。空を覆わんばかりのカラスが群がる事もあります。
この時期は、ハヤブサやノスリはいないのか?
ハヤブサがカラスを襲う場面はこの時期見かけません。
そういえば2013年まではコブハクチョウが1匹、海岸林と名取事務所にいました。
今は農地復旧工事が始まり、泳げる場所がなくなって、姿を消しました。