2025年11月5日

【「子供の森」計画】学生インターンOG2名がアフリカで環境教育に挑戦

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  • 現在JICA海外協力隊の環境教育隊員として活躍しているオイスカの元学生インターン2名が、それぞれの派遣先で、これまでの経験やつながりを活かしながら、「子供の森」計画(以下、CFP)を試験的に行いました。

    タンザニアで活動する宮﨑あかねさんは、5月30日、地元NGOの協力のもと、モロゴロ州のスコア小学校で国際生物多様性の日を記念したグリーンウェイブ植樹を実施。子どもたちはなぜ植えるのか、どのように育てるのかを学びながら、苗木を植える楽しさや自然を守る喜びを体験しました。

    タンザニアでは67名が参加し、アボカドやマンゴーなどの果樹や在来樹種30本を植樹した

    一方ボツワナでは、9月24日、中屋美里さんがサウスイースト地区トロクウェンのボツァラノ小学校での植樹に先立ち、CFPに参加するインドネシアの子どもたちからの、環境保全の大切さや活動の楽しさを伝えるメッセージ動画を紹介。現地の子どもたちは、動画に刺激を受けた様子で植樹に取り組み、植えた木を自分たちで育てることを楽しみにしていました。中屋さんは、大学時代のインターン経験が今の活動に活きていると振り返り、「日本から遠く離れた国々の子どもたちと環境活動でつながることができてうれしい」と語っています。

    ボツワナでは、乾燥地に育つ丈夫で実が食べられる在来樹種を植樹。苗木は別の協力隊員が配属されているボツワナ国立ツリーシードセンターから無償で提供された

    両国でのCFP活動は今回が初めて。子どもたちに自然の大切さを伝え、友情と協力の輪を広げる貴重な機会となりました。

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