2025年3月4日

【海岸林再生プロジェクト】本数調整伐4年目がスタート ボランティア活動もスムーズに進行

  • 国内ニュース
  • 宮城県名取市で進む「海岸林再生プロジェクト」では、「強靭な海岸防災林」を目指し、今年も1月下旬から本数調整伐(間伐)を開始しました。宮城中央森林組合や松島森林総合、全国からのボランティアの手で、3月上旬までに2018年に植えた16haを対象に2万7000本を伐採します。これで名取市海岸林全体の90%が一巡目の間伐を終えることになります。

    1月25日には、国内センターの海外スタッフと農業研修生計6名、卒論準備や研究に取り組む大学生などの若い世代や、ベテランボランティア総勢31名が汗をかきながら、終日作業を行いました。22年1月の伐採開始から4年目でもあり、怪我なくスムーズに、一人あたり30本以上を伐採しました。25年度は、年間1200人前後のボランティア参加が見込まれます。また「全国育樹祭」が宮城県で開催される予定で、式典前日の10月4日には、海岸林のバスツアーとシンポジウムが計画されています。

    地域や国境を越え、協力して取り組むボランティア活動で、参加者同士の絆も深まる

    アーカイブ