設立40年を迎えたオイスカ北海道支部と20周年の首都圏支部が24年11月、それぞれの記念行事でこれまでの活動を報告し、会員、支援者への感謝を伝えました。
北海道支部は18日に札幌市内でチャリティディナーコンサートを開催。約200人が集まり、札幌交響楽団メンバーによる「ウエスト・サイド・ストーリー」などの演奏を楽しみました。また、青少年向けの環境教育などに重点を置く支部の活動について報告がなされました。この日集まった寄附金は道内の森林保全活動や子どもたちの木育活動などに活用する予定です。
首都圏支部は26日、都内会場とオンライン配信で「『輪と和』が創るサステナブルな世界」と題してトークイベントを開きました。森林環境学を専門とする東京大学名誉教授の太田猛彦氏、東京海上日動火災保険株式会社の小橋稔睦氏、住友化学株式会社の星野正大氏、オイスカ海外事業部の林久美子が、ネイチャーポジティブに向けた緑化の意義や持続可能な社会を目指す自社の取り組み、オイスカと連携した海外植林事業などについてそれぞれの立場から語り合い、会場とオンライン参加の合わせて150人が耳を傾けました。
25年には富山県支部、岐阜県支部が50周年を迎えます。