11月8日 ~12日、マレーシア・サバ州の農村開発公社(KPD)のGM(ゼネラルマネージャー)、地域担当マネージャー、KPDオイスカ青年研修センター所長の3名が来日し、オイスカ本部事務所や西日本研修センター、オイスカ会員企業などを訪問しました。
オイスカは、1970年代からマレーシア・サバ州で農業を通した人材育成を行っており、現地の研修センターはKPDと協働で運営されています。現在、日本のオイスカ研修センターで学んだスタッフが、現地で農業や畜産、食品加工などの指導員として活躍しています。今回の来日は、今年1月と8月に、オイスカ本部や国内センター関係者が現地のKPD事務所を訪問したことがきっかけで実現しました。
GM一行は、まずオイスカの本部事務所(東京都)を訪問し、オイスカ・インターナショナルの中野悦子総裁、幹部らと、現地研修センターの取り組みやサバ州でのビジネス連携などについて意見交換を行いました。その後、西日本研修センター(福岡県)に移動し、11月9日はセンターで開催された第16回オイスカ収穫感謝祭・秋に参加し、国際色豊かなイベントを堪能した後、研修センター内の視察も行いました。その後、農業機械の会員企業を訪問し、日本の農業分野の現状を視察しました。訪日を終え、GMのジャミラ・アリフィン氏からは、「今回の訪問を通じて、今後のオイスカ日本とKPDの持続的な連携について有意義な意見交換ができた。また、日本のオイスカ研修センターや会員企業の取り組みや熱意にも感銘を受けました」とのコメントがありました。