10月9日、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、オイスカ・インターナショナルの国際理事会が開催されました。11の国・地域より55名の参加者が一堂に会し、新支局承認、各国の活動成果の報告などが行われました。
中野悦子オイスカ・インターナショナル総裁は、設立当初、インドで農業開発活動に取り組んだ日本人篤農家の献身的な働きについて書かれたインド人専門家の記録をもとに、「産業開発」の意義を強調。大量生産・大量消費経済の広がりとともに環境問題や貧富の差が深刻化する中、オイスカで学んだ各国の青年たちの知識や技術を活用し、「産業開発」をベースにした「社会に貢献するビジネス」を起こす展望などが議論されました。
また、理事会後には7月に永眠した故中野利弘副総裁を偲ぶ会も執り行われ、国際理事のほか全国から100名が参会。故人との思い出を語らう時間を思い思いに過ごしていました。