2024年11月7日

【インドネシア】住民の生計向上につながる森づくり コーヒーによる安定的な収益を実現

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  • インドネシアのカランガニアル県に位置するラウ山麓で、地域住民によるコーヒー栽培が軌道に乗り、良質のコーヒーが生産されています。

    同地では2016年から21年にかけて日本からの支援で植林が行われ、その際にコーヒーを植えたのが始まりです。現在、同植林プロジェクトへの支援は終了していますが、当時活動に参加した植林グループのメンバーらが中心となり、自主的にコーヒーを植え、管理を続けています。プロジェクト地周辺は避暑地としてにぎわい、貸別荘が建ち並ぶ地域で、観光に訪れる人々も多く、コーヒーの生産・販売による安定した収益増が見込まれます。

    定期的に現地を訪問し、植林地のモニタリングや植林グループとの交流を続けているコーディネーターのリファアンは、「森づくりを通して住民の生計向上が実現できたのは日本からの支援のおかげ」と謝意を示しています。

    コーヒー豆の袋詰めをする植林グループのメンバー

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