2024年7月2日

【台湾東部沖地震】被災地への想いを形に 周學佑駐日副代表に義援金を手渡す

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  • 4月3日に発生した台湾東部沖地震で、花蓮市を中心に大きな被害が出たことを受け、同12日に公益財団法人オイスカの廣瀬道男副理事長が、台北駐日経済文化代表処(東京都港区)を訪問。オイスカ経由で寄せられた地震被害への義援金を、周學佑駐日副代表に手渡しました。周副代表は、支援への感謝とともに「被災された住民の人道支援のため、義援金を役立てていく」と表明されました。

    オイスカは、1972年に台湾を統治していた中華民国との断交後、いち早く台湾との民間外交を進め、現地で設立されたオイスカ台湾総局と連携しながら、農業研修団の受け入れや日本からの訪問団派遣など、半世紀以上にわたって交流を深めてきました。

    2011年の東日本大震災や今年発生した能登半島地震の際には、台湾から多大な支援が寄せられており、日本国内でも、恩返しとして今回の震災へのさまざまな募金活動が行われています。国際情勢が混沌とする中、日台の絆がますます強まっていくことが期待されます。

    周駐日副代表(中央)とともに

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