2024年7月2日

【オイスカ・インドネシア】在尼日本大使館在外公館長表彰受賞 長年の草の根活動が評価

  • 海外ニュース
  • 4月1日、在インドネシア日本大使館が、令和6年度前期在外公館長表彰授与者を発表し、オイスカ・インターナショナルの現地組織であるオイスカ・インドネシアが受賞しました。同賞は、長年両国の友好関係や理解促進などに多大な貢献があったと認められる個人や団体に対して贈られるもので、今回は3個人2団体が表彰されています。

    オイスカは、1981年に同国初となる研修センターを設立し、農業を中心とした青年育成に取り組んできました。センターでは正規の研修生のほか、大学や高校からの短期研修生なども受け入れ、これまでに3000名以上が巣立っています。研修を修了したOB・OGらは、スカブミ県とカランガニアル県にある研修センターを拠点に、センターのスタッフや、緑化、地域開発プロジェクトの調整員となって活躍するほか、自ら農業を営むなど、研修で得た技術を活かして、地域の発展や環境保全に幅広く貢献しています。

    今回の表彰は、そうした人材育成や農業を通じた農村開発など、長期にわたる草の根レベルの取り組みが日尼両国の橋渡しとなり、相互理解に貢献したとして評価されたものです。今後、双方の日程調整の上、授賞式が行われる予定です。

    アーカイブ